******法事*******

早いものである、はや母の3回忌。
月日は忘れることを教えてくれる。
意味のわからぬお経を聞き終えて、住職の説教が始まる。

若い人たちからよくこんな質問を受けます。
「なんで法事をせんといけんのん」
そんなときこんなお話をします。

久しぶりに家族・親戚が集まり、亡くなられた人たちをしのぶことにもありますが、
死んだ人たちより、生きてる人たちがどのような生き方を
してるかを問うものなのです。

またこんな話もあります。
近所にAさん家族とBさん家族が住んでいました。
Aさん家族は夫婦喧嘩が絶えず、子供ともしっくりいってません。
ところが、Bさん家族は夫婦に喧嘩もなく実に円満なのです。

そこで喧嘩の絶えないAさんの奥さんはBさんの奥さんに教えを請います。
「あなたのお家のように家庭円満にいくコツを是非教えてください」

ところが、聞かれたBさん思い当たることがありません。
そこでこんな話をします。
ある日掃除をしていて、さらに床の間をきれいにしようと
床の間に置かれている置きも物をうっかり戸の前に置いて
掃除をしていたのです。

万が悪く、何も知らない夫が戸を明けてその置物を壊して
しまったのです。
その時、夫は「十分注意せずに戸を明けた私が悪かった」
奥さんは、「いや私がこんな場所に置いたのが悪かった」
お互い自分が悪いと言い合ったことがありましたとさ・・・。

そんな話をしたのでした。

********ケチ*******************

今回の法事では、18年もののシビックとオサラバで
FIT君のお披露目となった。
新しい車になったので、18年も乗っていたと言ったら
「よく乗ってたなあ」と住職が言っていた。

みんなそれぞれの車で墓参り、
墓は小高い山の上にあり、山の下に車をおくと
かなり歩かないといけない。

わが家族はいつものように下へ車を置いて歩いたが、
兄夫婦、姉夫婦、住職は上まで上がって
300円の駐車料金を払ったのでした。

家人、「あなたは運転が下手なので狭い山道がだめだろうと
思って下へ止めたと思っていた」
我「確かに下手だけど、それはバックで、前進はOKよ、
ただ単に、たかだか10分止めて、300円を払いたくないから
そうしただけ」。




******面倒をみてもらう*******

先日恩師と話す機会があった。
どうも元気がないので。
「どうされたんですか」と聞いてみたら。

奥さんの話になった。
どうも夜中に喉が渇いて仕方がないというので、
病院行きを勧めたのだ。

その結果、重くはないが軽くもない糖尿病と診断され、
甘いものは控えて、薬を飲んでいるとか。
そんな恩師がつぶやく
「自分の方が先に面倒見てもらおうと思っていたのに・・・」と

糖尿病という診断を受けたご本人は、
あまり意識した様子もなく、3時に甘いお菓子を食べていらっしゃったとか

やはり、老いた男が世話を期待しているのは
奥さんなのですなあ、ほんと大切にせんとあきません。



2/28:人生の楽園&バイアグラ、ギブス、ココアパン

2/14:白装束、通勤新幹線、うわさ話 2/21:いきいきセミナー

1/31:セカンドライフ、肩書き、富士は日本一きたない? 2/7:夜明けの美人?、自分史、男の買い物

1/17:男のカバン、ちょっと旅、わが家周辺の不思議 1/24:つながらない、ちょっと旅その1、ちょっと旅その2

1/10:修善寺の火事、ちょっとたび&CD感動、車庫屋根修理

12/20:3文字熟語、風邪引き、新車と野荒らしおばさん 12/27:寄付自慢、メール井戸端、たたかい

12/6:珍道中、娘に事件発生、自慢話 12/13:週末過食症候群、つがい、廃車・新車

・メニューへもどる