親戚からのいただき本 |
ブック名 | 蛙 かえる カエル |
著者 |
秋山龍コレクション (写真撮影)末安祥二 |
発行元 | 毎日新聞社 | 価格 | 2500円 |
チャプタ | @エッセイ 蛙 かえる カエル・・・今村新三 Aカラー図版・・・写真撮影・末安祥二 B私のコレクション「蛙」・・・秋山龍 |
キーワード | 俳句、素材、可愛い、こっけいさ |
本の帯(またはカバー裏) | くいくいとほろほろと夜の河鹿かな(石塚友二) 蛙の一種、河鹿の鳴き声は古くから夏の風物として歌や俳句に数多く詠まれている |
気になるワード ・フレーズ | ・天文を考え顔の蛙かな(一茶) ・痩蛙まけるな一茶是に有り ・蛙の可愛さ蛙のこっけいさを、このユニークで楽しい写真集はよくまとめている。 ・「何をすることもなくボンヤリしている或る日、来し方行く末を何とはなしに考えているうちに、 自分は何の道楽というものをしていないことに気付き、行先も短く・・・ふと周りを見回すと、 戸棚の中に玉の蛙が並んでいる・・・これを集めたという人の話を聞かない・・・ これならユニークで面白いぞと思った」 ・材料・・・玉、象牙、マラカイト、ラピスラズーリ、焼物、ガラス、銀、銅、水晶、翡翠、珊瑚 ・「龍の下には蛙が溜まるんだ」 |
かってに感想 | 近所に住む親戚の方からいただいた。 「蛙」を素材にして陶芸をということではない? いただいたコレクションの写真をみて考えたことがある。 ひとつは「この滑稽さ」「可愛さ」「ユニークさ」である。 飛び跳ねている蛙をリアルに捉えるだけでは、これらの作品は生まれないのだ。 わたしの陶芸の動物作品に必要なのもの、私にぴったりのキーワードも これなのだと直感した。 問題は、直感とは違う「感性」である。 それが自分にあるかだ。 二つめは、先日読んだ本の「手作り」のキーワードである。 「オリジナル、シンプル、ユースフル」 まさにこの蛙たちは、オリジナルなのだ。 3つ目は、エッセイ&コレクション文を読むと面白いことに気づく。 蛙は、句・言葉遊び・宣伝のキャッチコピー・歌・文学・絵・神さま油売り等、 いろいろなものに使われいかんなく本領を発揮しているのだ。 動物作りは、このあたりがポイントかと思うのだが・・・。 |
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