西田先生からの陶芸おすすめ本 |
ブック名 | キッチン陶芸 |
著者 |
堀克巳 |
発行元 | フットワーク出版社 | 価格 | 1500円 |
チャプタ | @基礎知識編・・・工程、準備するもの、基礎テクニック A作陶編・・・ ステップ1・・・普段使いの飽きのこない小物 ステップ2・・・手づくりのぬくもりをプレゼント ステップ3・・・ホームパーティーの主役たち B応用編・・・ その1・・・造形にこだわってみよう その2・・・粘土にこだわってみよう その3・・・釉薬にこだわってみよう その4・・・焼成にこだわってみよう |
キーワード | 自分だけのもの、子供の心、楽しむ、作りたいもの |
本の帯(またはカバー裏) | ガスレンジでもできる陶芸 |
気になるワード ・フレーズ | ・和風のお茶会でくつろぎのひとときを ・食欲のないときにもこんな食事なら ・おいしいお酒を思い思いの器で ・ビールもジョッキで味が変わる!? ・料理を引きたたせるシンプルさ ・日本の陶芸は「民芸」ともいわれます。庶民の生活に潤いを与え、心を和ませてくれる素朴さ、土のぬくもり。 あなたも時間に追い立てられ、仕事や生活で疲れた心を癒すために、食卓に土の器を置いてみてはいかがですか。 それも世界でたったひとつしかない自分だけの手作りの器を。 ・粘土は大切にしましょう。気の遠くなるような長い年月をかけてできたものですから、無効な使い方を しないようにしましょう。成形の際にできる削りカスや硬くなった粘土は、ビニールに入れ、水を含ませておけば 何度でも使用できます。 ・焼きものの工程ぐらいはしっかりと頭に入れておきましょう。漠然と思い描いていた陶芸の内容を体系的に 把握することで作陶がより身近になり、上達も早くなるはずです。 ・何を作りたいか明確にすることです。 ・作陶はあくまでも体で覚えるものなのだということを思い出してください。 ・作陶の技術は自転車の練習と同じ失敗を重ねて、いつのまにかうまくなっていくのです。 |
かってに感想 | 陶芸に関する本を何も読むこともなく、始めた陶芸ももう2カ月で3年がすむ。 その間、西田陶芸教室で、単身寮でひたすらへぼ作品を作ってきた。 そんな私の作品をみかねたのか、先生がこの本を貸してくれたのだ。 思うに、下手ななりによく続けたという先生からの「学びなさい」のプレゼントのようだ。 読み進めながら、いろいろないい言葉、フレーズをいただいた。 作陶の基本の中にいいものが3つでてきた。 「子供にかえったつもりで」「何を作りたいか明確にする」「体で覚える」 だれもが思うことなのだが、 「料理をするような感覚で気軽に、お金をかけずに陶芸を楽しみたい」と書かれてある。 続けてこられた思うことは、作りたいものがあること、粘土に触ると気持ちがよいこと、 仕上げの削りで自分なりにいい形になったときの気持ちよさ、焼成してもらったら 見違えるような感じの作品に仕上がったとき、仲間から家人から友だちからお気に入りと言われた時など。 とにかく失敗の連続なのだが、楽しいことだらけなのだ。 ただ最近反省していることは、作品を沢山作ろうと思って、きめ細やかさにかけること、 自分のワンポイントを忘れている、 何をやりたいかの目標、「決め」が明確でないのだ。 この本を読んで、3年間を振り返るいいきっかけができたように思う。 あらためて西田先生に感謝したい。 さあ、「明日からも楽しんで陶芸をするぞ」のやる気が出てまいりましたよ。 ということで、陶芸を楽しむための4年目の私の7つのキャッチフレーズを考えました。 「ワンポイント・ひとひねりを楽しもう」「amigo絵柄は『いるか』にしよう」 「干支、動物等いろいろ作ってみよう」「色違いの化粧土で絵柄を施そう」 「仲間を大切にしよう」「sally店主と周辺の人・家人・家族の意見をよく取り入れよう」 「楽しく、きめ細やかに、粘土・色・形・焼きにこだわらないでいこう」 |