今週のおすすめ本 |
ブック名 | 週末起業 |
著者 |
藤井孝一 |
発行元 | ちくま新書 | 価格 | 714円 |
チャプタ | ①週末起業で「こんな時代」を生き抜こう! ②これが週末起業の醍醐味だ ③成功する週末起業の考え方 ④週末起業のための税金講座 ⑤法人のメリットをとことん活用する |
キーワード | インターネット,好きなこと、オンリーワン、得意なこと |
本の帯(またはカバー裏) | 『金持ち父さん』のロバート・キヨサキも奨励! 「今きみは起業すべきだ-会社をやめずにね」 |
気になるワード ・フレーズ | ・起業は素晴らしいライフスタイルです。自分のやりたいことを、自分のやりたいように、 自分の信念に従って思う存分にできるのです。是非挑戦してほしいと思います。人生は一度きり です。後悔したくないじゃないですか。ただリスクは抑える必要があります。 ・メールマガジンを起爆剤に ・会社を辞めずに、週末などを利用して二重生活をしていること以外に、彼らに共通して いたのは、お金をかけずにはじめたこと、インターネットを駆使していること。 ・何より大事なことは、自分の大好きなことをビジネスにしていることです。 ・無理をしないこと。できることから、とにかくはじめること。将来につなげること。 ・人生は一度きりですから取り返しがつかなくなるような失敗は許されません。 養わなくてはならない家族をお持ちの方はなおさらです。ただ、あれこれと理由をつけて 行動することを先延ばしにしていては、いつまでたっても新しいことははじめられません。 だからとにかくはじめてみることが重要です。 ・時間の制約のある週末起業では、好きなことでないと続かないものです。 ・実は、この「自分の好きなこと」を見つけることで苦労する人が多くいます。 実際、「週末起業をしたい」と考えている人のご相談の大半が、「何をやったらいいのか 分からない」というものです。そのうちの多くの方は「趣味はないし、何が好きなのかも よく分からない」といいます。 ・趣味がないなら お金を払ってでもやりたいことはなんだろう。一晩くらい寝なくてもできることは 何だろう。これまでに最もお金を使ってきたことは何だろう。二時間ぶっとおしで 話しつづけられることは何だろう。 ・一見ビジネスになりにくそうに見える趣味のほうが、すぐにビジネスに直結しそうな 趣味よりも、うまくいくケースが多いのです。 ・自分の得意なことを見つける。 「こんなことでお金をもらっていいの?」ということでお金を稼いだことはないか 子どものころ親や先生に誉められたことは何か。 クラブ活動では、どんな役割を果たしていたか。 かってどんなアルバイトをやっていたか。 得意な科目は何だったか。 ・こう自問することで「自分は得意だが、他の人にはできない」ということを発見する 人がいます。とくに最近のことだけでなく、子どものころまでさかのぼって考える と発想が広がり効果的です。 ・モノ以外にもいろいろ売れそうなものはないか検討してみます。コツは、あなたが 起業したいと考える分野に関するモノ、ワザ、知識、情報、人脈のうち、 売れそうなものはないか考えてみることです。 |
かってに感想 | 「起業」という言葉に興味があった。 と言って、会社をやめてまでの勇気もないし、いずれにしても「定年」という二文字も 近いので、セカンドライフでぶらぶらするのか、それとも好きな何かをして、ちょぴり金を もらって毎日の生活のベースにできたら、そんなヒントがないか。 そんな気持ちから読む気になったのだ。 「会社を辞めずに起業する」これがポイントなのである。 私の頭の中には、セカンドライフスタート時にうまく軟着陸したい。 だから、「週末」という言葉もキーワードなのである。 表紙の裏にこんなことが書かれてある。 「『リストラされたらどうしよう』『老後の生活が気がかり』『いまの仕事で喰っていけるのか』 -景気が冷え込むいま、先行きに不安を覚えている人は多い」 この2つめのフレーズが私の不安・課題なのである。 だから、第4章の・・・税金講座の話や第5章の法人のメリット・・・などには、 あまり目は輝かない。 斜め読みをして飛ばして、特に第2章「これが週末起業の醍醐味だ」と第3章 「成功する週末起業の考え方」を繰り返し読んだのだ。 その中には、週末起業のビジネスモデルでは実際の成功例があげられているところや、 自分が好きなことが見つけられない場合の見つけかたや自分の得意なことの見つけ方。 このポイントが書かれている。 とは言っても、「できることから、とにかくはじめること」とあるように やらないことには何も始まらないのである。 さらに「時間の制約のある週末起業では、好きでないと続かない」ということなのだ。 当然やるからには、本当に自分の好きなことは何なのか何だったのかを十分吟味する 必要があるのだ。 そのためには、まずは起業のネタを探し、その中から自分のやりたいことを絞り込み、 次に「できる」ことを絞って、さらに「時流に乗っている」かどうかで絞り込むのだ。 ただ、仕事ばかりやってきて、無趣味で通してきた団塊世代の仕事人間には、 誠に見つけることのむつかしい話なのである。 私が、もらったヒントは、「趣味で物をつくる人なら、その作品を売ること」 「手作り品は、他で手に入らないものですからお勧めです」これなのだ。 ただ問題は何を作るか、大いに問題である!! そしてオンリーワンビジネスになれば、成功間違いなしらしいということなのだが・・・ |