<<宇宙語を考える>>

宇宙語


具体的内容


補足事項



・月の大きさは地球の約4分の1
・重力は地球の6分の1
・温度はマイナス170℃〜120℃
・真空、強い放射線、表面は月の砂(レゴリス)に覆われている。
・月では昼夜とも2週間



なし

アルテミス計画
(アルテミスとはギリシャ神話の女神)


(目的)2024年に有人月面着陸を目指し、2028年までに月面基地の建設を開始するという NASAのプロジェクト


・トヨタ与圧月面探査車開発
・日本人宇宙飛行士2名が月へ着陸予定(2020年代後半か、2030年初め)


ゲートウェイ (月の宇宙ステーション)


(目的)
@月軌道から月面までのアクセス地点として使用。
A地球を飛び立ったオライオン宇宙船は、ゲートウェイにドッキング。
B飛行士は、ゲートウェイにドッキングされている月着陸船(HLS)に乗り換えて、月面を往復します。
(将来構想)
・ゲートウェイに宇宙船をドッキングさせ、物資や燃料の供給を受けた後、火星に向けて出発するという流れ



NASA「ゲートウェイ」2025年に居住モジュール打ち上げ


レゴリスとその活用
(月の砂)


・月に数cm堆積
・ガラスの粒子、岩の破片、鉄粉
・重さの45%が酸素からできている。微小だが水素も含まれている。
・焼結材からコンクリートを作る
・大林組とTOWINGは、月のレゴリスの模擬砂と有機質肥料を用いて植物の栽培の実証実験を実施し、見事、作物の栽培に成功している。



・建物を厚さ3mのレゴリスで覆えば、微小粒子の衝突や放射線から建物や人を守る
・月面資源のレゴリス(堆積物)と硫黄を用いて3Dプリントされる無水コンクリートの開発を目指している


月の洞窟


・日本の月周回衛星「かぐや」などの観測により、月面には200以上の深い縦穴が存在することが分かっている。
・洞窟は深さ130〜170メートルの地下にあり、幅45メートル、長さ30〜80メートル



なし


月面エレベーター


・NASAが有人の月面着陸再チャレンジに先駆けて、宇宙飛行士を宇宙船から月面まで運ぶエレベーターのテストをおこなっています。計画通り進むと、このエレベーターは2025年と2028年に予定されているアルテミス3と4のミッションでデビューする予定


なし


月の裏側
不思議


@ルナジャイアント・・・
・2014.7.24・・・グーグルムーンの画像に数十メートルの人影が映る。
・2014.8.1・・・上記地点から600m離れた地点、同様の影が今回は2体以上、映る。

A巨大な構造物と流線状の宇宙船(全長3.4m、全高500m)・・・アポロ19号(空軍がバーデンバーグ基地から)が 地球の管制塔に月面撮影データを送信(極秘ミッション:ノアの方舟:ウィリアム・ラトリッジ)
B月面ピラピッド・・・2008.11.5チャンドラー1号インド月面探査機が撮影したピラピッド画像
・2008年12月・・・ハッブル望遠鏡が捉えた階段状のピラミッド映像
・2009年6月18日・・・ルナーリコネサンスオービター(NASA周回衛星)がピラミッド映像撮影(底辺長さ750m)



・1970年代スターゲイトプロジェクト(インゴ・スワン:リモートビューイング)
・月のモナ・リザ


月面探査車
(トヨタ:ルナクルーザー)


・密閉された車内部は空気が入れられており、宇宙飛行士が宇宙服を脱いで快適に作業できる環境を提供
・1回充電で20km走行
・鋼鉄製タイヤ
・再生型燃料電池システムは、昼間に太陽光発電で得た電気により水電解システムで水素と酸素を生成し、タンクに貯蔵。
・夜間に水素と酸素を再利用した燃料電池で発電し、生成物の水を蓄えて昼間の水電解に利用する。



・2031年から運用
・月は昼の期間が2週間


日本の月着陸船


・宇宙ベンチャー「ispace」の月着陸船
・25年1月15日:ケネディ宇宙センターから「ファルコン9」で打ち上げられた。
・5月下旬〜6月上旬にも、月の北半球にある「氷の海」と呼ばれる地点への着陸に挑む。
・Resilienceには世界最小クラスの惑星探査機「Tenacious」(テネシアス)が積まれている
・高さは26cm、重さは5kgほどしかない。
・Tenaciousは月面で食料生産実験、放射線測定、水電気分解、レゴリスの採取等を行う。


・燃料を節約できる「遠回り」の軌道を通って月に向かう


米民間企業の月着陸船


・25年2月20日:米民間企業Firefly Aerospaceの月着陸機「Blue Ghost」(ブルーゴースト)が月の周回軌道に入った。
・着陸日は3月2日だ。
・3月2日:米国の宇宙企業「ファイアフライ・エアロスペース」は、無人宇宙船「ブルーゴースト」着陸。
(45日間で450万キロメートルを飛行)
・3月17日:もくひょうを100%達成
・ブルーゴーストは4本の足を持つロボット型の着陸船で、サイズは小型車ほど。月の表側で2週間にわたり活動した。
着陸地点は、月の赤道のすぐ北に位置する太古の火山地形「ラトレイユ山」の付近だった。
・活動期間中、ブルーゴーストは計約120ギガバイトのデータ(楽曲にして2万4000曲以上に相当)を地球に送信。
史上最も遠距離からのGPS(全地球測位システム)信号の取得、特殊なバキューム装置による月の砂の収集と整理、ドリルを使った土壌温度の測定などにも取り組んだ。
・3月16日から月の夜が訪れ、着陸地点は暗闇に包まれた。だが、ミッションの重要目標は達成し、バッテリーからの電力供給で日没後も約5時間にわたり稼働を続けることができたという。


・燃料を節約できる「遠回り」の軌道を通って月に向かう


火星


(惑星の特徴) ・直径は地球の半分ほどで、二酸化炭素を主成分とするごく薄い大気に覆われています(火星の大気圧は地球の1000分の6)
・太陽から約2億2800万キロメートル離れた軌道(注1)を687日(約1年11カ月)かけて1周しています。火星の自転周期は、地球の自転周期(23時間56分)よりやや長めの24時間37分です。


なし


火星移住


・3Dプリンター住居
・NASAが、火星への移住計画を進めている。2022年秋にスタートする CHEPEA(Crew Health and Performance Exploration Analog:乗組員の健康及びパフォーマンス探査研究)に向け、2021年8月6日から希望者の募集を始めた。
・1回目の1年に及ぶ実験は終了し、2024年は第2回目を募集中で、2025年4月から居住開始される。
・建設を請け負ったのは、建設用3Dプリント専門企業の ICON である。火星の土と水、何種類かの薬剤を混ぜることで “lavacrete” というセメントを作り出し、建材とする。



なし


火星探査


・火星ではNASA の最新鋭の探査車「パーシビアランス」が、生命の痕跡を見つけようと活動中(2020年2月着陸)


なし


原子力エンジン
(小型原子炉での核分裂によって得られた熱で推進剤を高温にし、膨張させ噴射する。)


・火星への到達時間を8カ月から45日にまで短縮することで、宇宙探査の新時代を開こうとしている。


なし


プラズマエンジン(ロシア)
(マグネトプラズマのアクセルペダルをベースにしたロケットエンジン:水素で稼働)


・ユニットのフライトモデルは2030年に登場します。
・火星への到達時間を8カ月から1〜2カ月にまで短縮することで、宇宙探査の新時代を開こうとしている。


なし


テラフォーミング


太陽系の天体を改造して人類が居住できる環境に作り変えてしまう「惑星地球化計画」のこと


・第一候補は、火星
・どうやってやるか
・イーロンマスクは、核爆弾の投下を提案 ・NASA・・・現在の技術では、困難


エウロパ
(木星の衛星)


(エウロパの概要)
・エウロパは直径3202km
表面は氷の地殻(氷殻)で覆われ、その下には広大な海(内部海)があると考えられている。
(エウロパクリッパー探査機)
・2024年10月14日打ち上げ・・・2030年木星、2031年にエウロパ観測
・月よりやや小さく表面が氷に覆われている。


なし


タイタン
(土星の衛星)


(タイタンの概要)
タイタンは直径約5150キロ・メートルで、月の約1・5倍と大きく、主に窒素とメタンの大気で覆われ、地表には液体のメタンが存在すると考えられている
(目的)
生命の痕跡や太古の地球に似ているとされる天体の成り立ちなどを探る計画
・ドラゴンフライ・・・2027年以降打ち上げ、2034年に着陸予定
日本も参加(地震計を開発搭載)



??


太陽観測衛星
SOHO (Solar & Heliospheric Observatory)


・ヨーロッパとNASAの共同ミッション
・周回軌道・・・地球と歩調を合わせて太陽の周りを動き回り、地球と地球の重力が組み合わさった第一ラグランジュ点(L1)の周りをゆっくりと周回します。
軌道を6カ月周期で周回している。また、L1軌道自体は地球と共に、太陽の周りを12カ月周期で周回している。


・太陽は、地球-太陽線に固定された軌道にSOHOを維持します。L1ポイントは地球から約150万キロメートル離れています
(注)太陽から地球の距離は・・・1億4960万km


1995.12.2打ち上げ


太陽観測衛星
PUNCH


・太陽の外層大気である太陽コロナが太陽風になる仕組みを調査するために開発された太陽圏観測衛星で、 4機の小型衛星が連携する衛星コンステレーションとして運用されます。


2025.3.12打ち上げ


宇宙ホテル


・ISSのような宇宙ステーションと同様、地上から200km〜1000km上空の「低軌道」に建設されます1)。
・しかし宇宙ステーションと大きく異なるのが、宇宙飛行士のように特別な訓練を必要とせずに滞在できるようなしくみを採用していること。
たとえば、現在計画されている宇宙ホテルの多くは、施設(モジュール)を一定速度で回転させるなどの方法で人工重力を作り出し、地球に近い感覚で活動できるような工夫を取り入れています。
・2025年から2027年までの間に、宇宙旅行客が宿泊できる2つの宇宙ホテルの開業を目指している。
@パイオニア・ステーション・・・2025年開業、最大28人収容、5つのモジュールで構成。
リング状に設置されたモジュールが回転することで人工重力を作り出し、最大で地球の半分程度の重力を得られるといいます。
Aボイジャー・ステーション・・・2027年開業、最大300人収容、24のモジュール。
直径約200mの巨大なリング状の構造物に24のモジュールを装着し、 観覧車のように回転させることで、月面に近い人工重力(地球の6分の1にあたる最大 0.57G)をつくり出す計画です


<移動手段>
@ロケット
Aスペースプレーン
B宇宙エレベーター


宇宙望遠鏡


・ペイロードの「SPHEREx」は、広範な科学目標を達成するべく6か月ごとに全天の3Dマップを作成するために開発された 宇宙望遠鏡です。


2025.3.12打ち上げ



??


??



??


??