少年クラブ記録
(ネーミング)★★よろず屋・金平糖★★
(材料)◆◆◇◇金平糖◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲よろず屋に10円をもっていく。
▲機雷を小さくした形のお菓子を適当に袋に入れてくれる。
▲ようは砂糖の塊なのであるが・・・・
▲手ごろな大きさが口の中に入ると,甘さがはじけるような感じなのだ。

(ネーミング)★★よろず屋・ハッカ紙★★
(材料)◆◆◇◇ハッカ紙◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲よろず屋に10円をもっていく。
▲色紙のごとくいろいろなハッカ紙がある。
▲口の中に入れ,噛む,噛むとハッカの味がしてくる・・・・
▲なんでこんなものが・・・・おいしいのだろう。
▲と思いながらも,噛んで口の中がすーとする感じを楽しんでいた。

(ネーミング)★★よろず屋・線香花火★★
(材料)◆◆◇◇線香花火◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲夏の日の楽しみはなんといっても花火であった。
▲特に線香花火だけは忘れられない。
▲10円を持っていつものよろず屋に買いに行く。
▲暗くなるのが待ち遠しい。水とマッチとろうそくを用意する・・・
▲庭先に出て,線香花火に火をつける。
▲音は静かで華々しさはないが,10cm四方に散る小さな火の花
▲終わりが近づくと丸い小さな火の玉ができ,また違った火の花を出すのだ。

(ネーミング)★★ブーメラン★★
(材料)◆◆◇◇ブーメラン◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲本来なら木でしかも自分で作るのが正統派なのかもしれないが・・・・
▲当時は,ビニール製のものが売られていた。
▲なにが面白いか,・・・・なぜもとに戻ってくるのか,不思議と思う。
▲何回も繰り返す,その繰り返しの楽しさ
▲年をとるとその繰り返しがだんだんいやになるが・・・
▲少年のこころに,繰り返しはここちよい楽しさなのである。

(ネーミング)★★草笛★★
(材料)◆◆◇◇くさの実◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲学校帰りのあぜ道に生えている草。
▲エンドウ豆を小さくした長さ3cmぐらいで,幅は5mm以下の草の実。
▲内側から開けて種を出す。背側ははずれないように,1cmぐらいを切る。
▲切ってない方から口に入れて吹くのである。
▲少しキーの高い独特の音色が出る。
▲学校帰りに吹きながら音色を楽しんでいた。

(ネーミング)★★ロバのパン売り★★
(材料)◆◆◇◇パン◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲移動式パン屋の始まり。
▲ロバが屋台を引っ張り,可愛いテーマ音楽を流しながらやって来る。
▲その音楽を聞くと,すぐに家を飛び出して買いもしないのに
▲やじ馬になる。
▲当時パン作りとしては単純だが,アブラパンとかあんぱんがとてもおいしいと思っていた。
▲中でもロールパンの間にクリームをケーキのように花びら状にあしらったものが,口の中でとろけるような味であった。
▲主食にはなりえない,三時のおやつといった位置づけであったように思う。
▲このパン屋についていくのが楽しくて,子供たちがず〜っとついて回っていたのだ。

(ネーミング)★★豆腐と揚げ売り★★
(材料)◆◆◇◇パン◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲ちりんちりん,始業時の鐘のような音が聞こえてくる。
▲できたての豆腐と揚げを売りにやってくる。
▲真っ白い豆腐にネギやかつをぶしやショウガ汁,そしてしょうゆをかける。
▲三角揚げは焼いてしょうゆをかける。これは,年を取った今の私の酒のつまみである。
▲当時は,母のお使いでこの音を聞いて買いに出る。
▲毎朝の味噌汁作りの材料なのである。

(ネーミング)★★竿竹売り★★
(材料)◆◆◇◇竿竹◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲サオダケー,さおだけという売り声が聞こえてくる。
▲なんのことはない,物干し竿を売りに来ている。
▲竿とは竹でできたものなのであるが・・・
▲独特の節回しに,耳の奥にいつまでもいい余韻が残ってる。
▲この時代ののんびりとした生き方が思い起こせる売り声であった。

(ネーミング)★★貸し本屋★★
(材料)◆◆◇◇貸し本◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲漫画本を買う金がない時代
▲その漫画本を貸してくれるのである。
▲立ち読み厳禁であった。
▲赤銅鈴之助、月光仮面、鉄人28号・・・・・
▲本を開けると夢が広がるのだ。

(ネーミング)★★太鼓まんじゅう★★
(材料)◆◆◇◇太鼓まんじゅう◇◇◆◆
(遊び方・コメント)
▲大判焼きとも言われていた。
▲白餡,紅餡あり,焼き立てを食べると頬が落ちそうで,とてもおいしかったのを覚えている。
▲形は太鼓を縮小したようなものである。
▲いまでも祭りの夜店で,時々売られているのをみかけるが・・・
▲いまではおはぎといっしょで昔ほど小豆のあんこへの人気はうすいようである。


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