少年クラブ記録 |
(ネーミング)★★みずあめ★★ (遊びかた・コメント) ▲当時はぎょうせんといっていた。なぜぎょうせんといっていたのかはしらない。 ▲紙芝居屋さんが、売りに来るのだ。 ▲金を渡すと、おじさんが黄金色の水飴を両方の割りばしにグルグル巻にしてとってくれる。 ▲それを両方の割りばしでぐるぐるねると空気が入って白く変わってくる。 ▲白い飴状になった段階で食べると、とろけるように美味しいのである。 |
(ネーミング)★★公孫樹の寝床★★ (材料)◆◆◇◇いちょうの葉・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲少年時代にあった近くの遊び場には,神社があった。 ▲その神社の境内には大きないちょうの木があったのだ。 ▲イチョウの葉があざやかな黄色になるともう冬の入り口になる。 ▲冬景色の前にいちょうの葉はひらりと舞い,静かに大地で最終章を迎える。 ▲その落ち葉をみんなでかき集めて、そのうえにあおむけに寝る。 ▲時にはうたたねを楽しんだり, ▲時には相撲をとったりしていたのである。 |
(ネーミング)★★笹舟★★ (材料)◆◆◇◇笹の葉・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲竹やぶにある竹から,てごろな笹の葉をとってくる。 ▲その笹の葉を組み立てて、舟を作るのだ。 ▲平安時代の貴族のように、たんぼの畦の小さな流れにその笹舟を流しながら、 ▲その流れる様を楽しむのである。 ▲ときには,その笹舟にものを乗せて流してみる。 ▲不思議に沈むことなく流れていくのである。 |
(ネーミング)★★ベーゴマ★★ (材料)◆◆◇◇ベーゴマ、土俵・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲鋳物で作られた逆三角錐のコマである。 ▲渦状のお尻の部分にコマひもをまきつける。 ▲バケツの上に布を敷いた土俵で,投げつけるようにしてコマをまわすのである。 ▲ただまわすのでなく、何人かでコマどうしのぶつけ合いをし、土俵から飛び出したベーゴマが負けになるのだ。 ▲なぜベーゴマといってたのかは知らない。 |
(ネーミング)★★七夕の願いパート1★★ (材料)◆◆◇◇笹。半紙、色紙・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲父母との想い出がある。 ▲七夕の日、父からの指令は「朝早く起きて道端にある草の葉にある露を集めて来なさい。」というものであった。 ▲子ども心に何をするのかなと思いながら、姉と二人で外に出かけた。 ▲書に自信のある父は、その露で墨をすり、短冊に願い事を書くことを教えてくれた。 ▲当時笹は父が裏の竹林から手ごろなものを伐ってもって帰ってくれたのだ。 ▲短冊をつるすこよりの作り方は、母から教わった。 ▲母は半紙からみごとにこよりを作る。 ▲見よう見まねで姉と二人で何度も挑戦するが、なかなかいいこよりができなかったことを覚えている。 |
(ネーミング)★★七夕の願いパート2★★ (材料)◆◆◇◇笹。半紙、色紙・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲短冊に書いた願い事、残念ながら全く覚えていない。 ▲たぶん単純な「朝早く起きれますように」「風をひかないように」といったところだろうか・・・ ▲七夕の夜、夜空を見上げ天の河(どの方向にあったのかよく覚えていない。)をみる、 その夜流れ星があればその星に向かって願い事を言っていたのだ。 ▲本当に言ったかどうかどんなことを言ったか,これまた全く覚えていないのだ。 ▲ただ昔の人は夢のあることを考えたものだと思う。 ▲かねかねモノモノを追い続けた大人から,夢を大切にする子どもたちへの伝言は, ▲「七夕への願い」をするように,小さな時から将来の夢を持っていて欲しいと願うだけである。 |
(ネーミング)★★独楽遊び★★ (材料)◆◆◇◇独楽、ひも◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲独楽とはいい漢字をあてたものだ。 ▲「正月には独楽を回して遊びましょ」という童謡があるが、そんな正月風景は最近とんと見られない。 ▲独楽回しで楽しかったのは、ヨーヨーのように曲芸をして遊ぶこと。 ▲それ以上に楽しかったのは手のひらの上で回して目標地点までに一番早く着くのはだれかを競ったこと。 ▲独楽にもいろいろあったが、ドングリに錐で穴を開け、楊枝を刺して回したり、小学校の修学旅行で奈良に行き、大きなぶんぶん独楽を買った記憶もある。 |
(ネーミング)★★釘立て★★ (材料)◆◆◇◇五寸釘◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲地面の柔らかいところで、五寸釘を立て競い合う。 ▲1回目立てた五寸釘と2回・3回・・・釘を立てたところを線で結ぶ、 ▲相手の線を囲みできるだけ出れる個所を細くしてどんどん進む。この細さが勝負となる。 ▲相手の線上すれすれに釘を立てることが勝負の分かれ目になる。 ▲そしてギブアップを待つことになる。 ▲アスファルトだらけの今の世の中では無理なのである。 |
(ネーミング)★★竹遊び★★ (材料)◆◆◇◇竹◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲竹を長さ20cm、幅2cmぐらいのものに工作する。 ▲本数は、5本から10本程度 ▲手の内にその竹を掴み、引っ繰り返して手の甲に乗せる。 ▲乗せた竹を調整しながら、畳の上へ竹の表を出しておければOKということになる。 ▲本数を徐々に増やして競うのである。 |
(ネーミング)★★手テニス★★ (材料)◆◆◇◇柔らかいボール◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲仲間が多いときにする遊びだった。 ▲神社の前の空き地を利用して、ホームベースと1・3塁ベースを三角形に結ぶ。 ▲1チームを3・4人で編成し、投げられたピッチャーの球を手で打つのだ。 ▲ボールは、軟式テニスのものと同じである ▲チームでやるため、かなり盛り上がった。 ▲40年も昔だからできた。今では車が通ってそんな場所もない。 |