少年クラブ記録 |
(ネーミング)★★かくれんぼ★★ (材料)◆◆◇◇なし◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▼まずはジャンケンで鬼を決める。 ▼鬼が「もういいかい」という。隠れた人が「まーだだよ」という ▼しばらくして「もういいよ」、この声をきっかけに鬼が隠れた人たちを探し出す。 ▼たいていは外でやるのだが,時には家の中で兄弟でやったりしていた。 ▼隠れた人は,見つけられはしないかとドキドキしながら、ちいさなスリルを楽しむのだ。 ▼いい隠れ場所を見つけると,いつまでたっても見つけられない。そのうち夕方になり,そのまま忘れ去られたりしていたこともあったっけ。 |
(ネーミング)★★かぶと虫の綱引き★★ (材料)◆◆◇◇かぶと虫・ひも◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▼まずはカブト虫がどこに集まるか,その秘密の場所を見つけなければならない。 ▼その場所に,樹液を吸いにくるカブト虫を捕獲するのであるが,そういった場所に連れて言ってもらった記憶はない。 ▼夜店で売られていたのを買っていたのだ。 ▼買ってきた二匹のオスの角部分にヒモをくくる。 ▼限界ラインを設定して,互いに反対方向に向かせる。 ▼そして,綱引きのようにして楽しむのである。 |
(ネーミング)★★杉のこ鉄砲★★ (材料)◆◆◇◇杉の実、竹◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▼まずは,近所の寺に出向き,杉の木を探して小さな実を集める。 ▼細い竹も合わせて探すのだ。 ▼そして,小刀で竹の筒に入るひご(細い棒)を削る。 ▼筒に杉の実を入れる。 ▼ひごのついた押し出す方で,杉の実を筒の中からを押し出すと。 ▼ポンという音とともに,杉の実が勢いよく飛び出すのである。 |
(ネーミング)★★ゴム長風船★★ (材料)◆◆◇◇ゴム◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▼毎年,春とか夏とか秋に,神社や寺の敷地内で,祭りが行われていた。 ▼それがとても楽しみであった。その日は朝から駆けずり回っていたように思う。 ▼祭りには夜店が出るからである。 ▼その夜店の中にこの風船があり、膨らませた後にいろいろな形にして売っていたのだ。 ▼近所のよろず屋には,その細長いゴム風船が売られていた。 ▼一気に息を吹き込まないとなかなか膨らまない。 ▼膨らませるコツは,まず先端を吸い込み小さな膨らみを作るのだ。 ▼それこそ顔を真っ赤にして膨らませるのである。 |
(ネーミング)★★トーチカ釣り★★ (材料)◆◆◇◇竹竿、つり糸◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▼通称トーチカ、学名:アメリカザリガニ。 ▼戦後アメリカから入り,大量発生したものである。 ▼どこの田圃、池、川にも多く見つけることができた。 ▼まずは一匹を網で捕まえるのだが、その一匹がバック発進で泥をまきあげ,なかなかとれないのだ。 ▼捕まえたトーチカを残酷だが,そのしっぽを取って実を取り出す。 ▼適当なさおをを探して,その竿に糸をつけ,取り出した実をつける。 ▼そして,手製の釣り竿の糸を水の中の底の方へ垂れ下げると・・・ほんの数分で。 ▼えさをつめではさんだ仲間のトーチカが釣れるのである。 ▼面白いように釣れる,別に食べるわけではないのたが,釣ることを楽しむのである。 |
(ネーミング)★★紙芝居★★ (材料)◆◆◇◇・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▼火の用心の拍子木のようなものをたたいて,紙芝居のおじさんがやってくる。 ▼その音を聞くとこころをうきうきさせて,いつもの集合場所に行くのだ。 ▼紙芝居その語り口調が面白くて、動かない画面をじっと眺める子供の目。 ▼語り手は話しながら、絶妙のタイミングで画像を入れ替える。 ▼語り手の世界に引き込まれながら、子供心に次のシーンを精一杯想像する ▼いまのテレビ画面は目まぐるしく画像が移り変わり,次画面を想像することはまずない。 ▼紙芝居は,静止した画面にイメージを膨らませる楽しさがあった。 ▼さらに語り手は,次回も見てもらおうと,次はどうなるだろうという含みをもたせて終るのである。 |
(ネーミング)★★雀取り★★ (材料)◆◆◇◇・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲庭先に小さな浅い穴を掘る。穴の中に適当に米をばらまく。そして、屋根瓦を蓋に使い、棒切れでその瓦を斜めに立てる。 ▲棒切れにひもをつけ、家の陰に隠れて雀がやってくるのを待つのだ。 ▲少しこころがときめきながら、ひたすら待つ。 ▲雀がやって来て浅い穴のエリアにくれば、タイミングを見計らってヒモを引くのだ。 ▲とらえた雀を食べるわけではない、雀をモミジの手でつかんで動きを楽しむ,ちょっとした遊びである。 |
(ネーミング)★★わらび餅・味噌田楽★★ (材料)◆◆◇◇・・・◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲いまでは屋台でたこ焼きを入れる容器はポリエチレン製のものになっているが、私の少年時代の容器は木削を笹舟のように組み合わせた容器であった。 ▲夏になるとチリンチリンと鐘を鳴らして屋台がやってくる。 ▲わらび餅を氷で冷やし、売るときに黄粉をつける。その黄粉の味が今でも忘れられない。 ▲秋から冬になるとその屋台はおでんを売りにやってくる。 ▲コンニャクにみそをつけた味噌田楽である。熱いのでコンニャクをフウフウふきながら食べる,この味噌の味がたまらなくおいしいのである。 |
(ネーミング)★★草相撲★★ (材料)◆◆◇◇??草◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲学校の帰り道,道草をしながらやっていた遊びである。 ▲草の名前は知らない。 ▲野草からその草を見つけ,さらに草の茎が丈夫そうなのを探す。 ▲草の穂を利用して輪を作り、輪同士を絡ませる。 ▲絡ませた草をお互いに引っ張り合う。 ▲切れたほうが負けとなる。結構力が入って面白いのである。 |
(ネーミング)★★魚のひっかけ★★ (材料)◆◆◇◇特製釣ばり◇◇◆◆ (遊びかた・コメント) ▲川釣りといっても四方に鉤のついた引っかけ鉤で水面下に浮いているフナ、ナマズ、雷魚をひっかける。 ▲といっても、いつでもこの釣りができるかというとそうではない。 ▲川魚が川の中で酸素不足になり浮くことが時々ある、そういった情報が学校帰りの仲間の子供たちから入ってくる。 ▲早速、竹ざおにてぐすと引っかけ鉤をつけて川にワクワクしながら出かける。 ▲浮いた魚のそばへそっと近づきひっかけるという殺生をするのである。 |