少年クラブ記録

(ネーミング)★★ラムネ★★
(コメント)
▲ラムネといっても菓子のほうではない。
▲サイダーである。
▲なんと言えばいいのだろう。木製のビー玉を押す道具があった。
▲その道具で、ラムネ瓶の上部にあるビー玉を下部へ押して落とすのだ。
▲その時なんともさわやかな音がしていた。
▲そして、シュワーとサイダーの泡が溢れるのだ。
▲夏に冷えたこのラムネを飲むのが楽しみだった。
▲ただ、飲む時うまくビー玉の位置を整えていないとなかなかうまく飲めないので、
▲ときどきいじいじしていたものだ。



(ネーミング)★★チョコレート★★
(コメント)
▲チョコレートと言っても、ただの板チョコのことではない。
▲アーモンドが入った、いわゆるアーモンドチョコレートのことなのだ。
▲歯でアーモンド部分を噛むと、カリンという響きがよかった。
▲一箱買うのに小遣いがかなりいる。
▲だから、そのひとつひとつをいとおしそうに食べたものだ。
▲あまり食べ過ぎると鼻血が出るとよく言われた。
▲でもやめられなかった。
▲おいしかったからだ。おかげで虫歯がよくできていた。



(ネーミング)★★いなり寿司★★
(コメント)
▲母の得意料理のひとつだった。
▲その味に慣れているから、いまだに店で食べるいなり寿司では物足りない。
▲揚げのほどよい甘さが忘れられない。
▲寿司の中のレンコンのほどよい硬さもよかった。
▲すましの吸い物と合せて食べれば、もう何も言うことはない。
▲この揚げの甘さを、きつねうどんの揚げに求めてしまう。



(ネーミング)★★よもぎ餅★★
(コメント)
▲昔の人は、自然の野草からいろいろなものを作り出していた。
▲よもぎは、散歩するちょっとした畦道に生えている。
▲緑色の草である。
▲ヨモギを茹でた後、もち米と一緒につく。草の香りがとてもいい。
▲餡を中に入れる。
▲別名草餅なんて言っていた。
▲素朴、適当な甘さ、ついつい食べ過ぎていたようだ。



(ネーミング)★★キャラメル★★
(コメント)
▲よく食べたものである。
▲おかげで虫歯がたくさんできていた。
▲食べた後、ちゃんと歯を磨けばよかったのだろうが。
▲「一粒食べて二度おいしい」グリコのキャラメル。
▲ランニングシャツのランナーがゴールしているキャラ。
▲森永のミルクきゃらめるというのも好きだった。
▲飴の包み紙にエンゼルマークがあり、そのマークがいくつだったか 忘れたが、「その数あれば送付してくださいプレゼントを差し上げます」 なんてのもあった。



(ネーミング)★★縁台★★
(コメント)
▲夏、長屋の広場に出されていた縁台。
▲夕方、近所のおじさんたちの井戸端であった。
▲ときには、単なる夕涼み。うちわと線香が必需品。
▲ときには、世間話。
▲ときには、わたしたち子どもを相手に将棋をする。
▲詰め将棋をしたり、はさみ将棋をしたり。
▲貧乏だったが、そこには親子の関係を超えた近所の子は自分の子 でもあるというものがあった。



(ネーミング)★★おまけ★★
(コメント)
▲やはり思い出すのは、グリコのおまけか。
▲おまけのグリコかというところ。
▲ランナーのシャツに、グリコと書かれ、両手をあげてゴール寸前のポーズなのだ。
▲キャラメルの入った箱の上に、おまけの小箱がついている。
▲ただ私は、このおまけを集めたことはない。
▲熱中していたのは、アーモンドチョコレートに入っていたプレゼント交換券を集め、
▲その枚数に応じてくれる、たわいないおまけの届くのが楽しみであったのだ。



(ネーミング)★★パラパラ漫画★★
(コメント)
▲先日タモリの昼番組でもやっていた。
▲まずは適当な白紙を用意する。
▲その紙一枚一枚にイラストを描く。
▲人、動物、物の動きを分解したイラストを描く。
▲授業中にこそっと描いていた。
▲出来上がったものを、下から上へパラパラとめくる。
▲あたかも描かれた人物等が動いているように見えるのだ。



(ネーミング)★★えんぴつころがし★★
(コメント)
▲鉛筆には、丸いものと六角形のものがあった。
▲この遊びには、六角形のものを使用する。
▲六角形の面を少しだけ削る。
▲削った個所に遊びを書く。
▲じゃんけんをして鉛筆を転がすのだ。
▲出た面(賽の目)の遊びを友達とする。
▲その他いろいろなことをこの削った個所に書いて遊んでいた。



(ネーミング)★★えんぴつ削り★★
(コメント)
▲電動のえんぴつ削りがないころの話である。
▲いわゆる小刀を使い、削る。
▲学校へ行く前の準備で欠かせないことだった。
▲均等に削るのは実に難しかった。
▲小刀の使い方次第なのだが。
▲その小刀で手を切ったこともしばしばあった。
▲いまでこそ、小刀なんか持つと問題になるが、当時は必需品だったのだ。



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