少年クラブ記録
(ネーミング)★★かき餅★★
(コメント)
▲餅にもいろいろあって,丸餅,餡ころ餅,鏡餅,豆餅,角餅と・・・。
▲豆餅と角餅は,でき上がってしばらくしてから,適当な大きさに包丁で切るのだ。
▲このうち角餅については,適当な大きさに切るものと,できるだけ薄く切るものとがある。
▲この薄く切った餅をしばらく陰干しで乾燥させるのである。
▲硬くなったこの餅を焼くと,かき餅になるのである。
▲場合によっては,焼いてる餅にへらでしょうゆをぬったりしていた。
▲お菓子の乏しい時代の保存食なのだ。
▲単純な味だが,実に美味だった。


(ネーミング)★★するめ★★
(コメント)
▲火がついた炭火を七輪に,そのうえに金網を置く。
▲金網にするめいかをのせて焼くのだ。
▲しばらく焼いていると,のびていたするめがまわるくなる。
▲もう少しがまんすると火が十分にとおって焼けているのだ。
▲まるまる食べるわけにいかないし食べられないので,あついあついといいながら,手で小さくさいていくのである。
▲しょうゆを小皿に入れ,小さくさいたするめにつける。
▲かむかむひたすらかむ,かめばかむほどいい味が出るのだ。
▲歯にもいいし,値段も安いしいいことづくめなのだが,最近は手間と硬いからすでにさいたものが売れているようだ。


(ネーミング)★★岩おこし★★
(コメント)
▲小学校の修学旅行で,覚えていることと言えば・・・。
▲リュックサックに,好きなおやつと米を何合か入れ,土産物を買うための少しの小遣いを落とさないように大事に持って,旅立つ日を楽しみにしていた。
▲何を楽しみにしていたのか覚えていないが,前日から興奮して眠れなかったのだ。
▲それはどんな土産物を買おうかとか,何を見ようかではなかったようだ。
▲ただ,自分が住んでいる以外のところへ旅立つこと,窓外の風景とか親もとを離れて家族とは違う友達と宿泊するということだったのだと思う。
▲旅先で自由時間というのがたぶんあったと思うが,その時間を利用して家族の土産物を買う。
▲その時にみんなに合わせて買ったのが,大阪名物岩おこしだ。
▲今流で言えばメチャメチャ硬いお菓子である。
▲歯で噛み砕くときの音と味がいい。久しぶりに姉の家でその岩おこしを食べた。口が歯が舌がその感触を覚えていたようだ。懐かしいよと!!

(ネーミング)★★かわらせんべえ★★
(コメント)
▲小学校か中学校の遠足で四国の琴平宮・金比羅さんに行ったことがある。
▲社会人になってからも何度か足を運んだ。
▲とにかくいくつもの階段があり,いつになったら,目的地に尽くのか。
▲当時は遠足だから,御利益を求めたわけではない。
▲順番に並んでも前からいつも二番目で体が小さかったから,おそらく息切れとか,足がだるくなっていたと思う。
▲土産物を買う段になって,求めたのがこの「かわらせんべえ」である。
▲名のごとくメチャ硬い。でもおいしい。
▲原型をほおばり食べる豪快さがたまらなかった。
▲いまは,歯こぼれしそうで小さく割っておそるおそる食べる


(ネーミング)★★扇子★★
(コメント)
▲扇子,仰いでいる姿は実に優雅になる。
▲最近は,開くと臭いのするものもある。
▲さらに優雅になったとは言え,クーラーが発達して,扇子で仰ぐ姿は見かけることが少なくなった。
▲この扇子を使って遊びをしていた。
▲小さな台の上にマッチ箱を立て,その台を前方に置く。
▲扇子の扇側をもって,マッチ箱を倒すべく扇子を投げるのである。
▲どうもこの遊びは,昔公家が楽しんでいた遊びということを最近テレビのニュースで知った。
▲公家ねえ!その遊びをはなたれ小僧がやっていたのだから・・・
▲公家さんの優雅な遊びを穢していたようですね。


(ネーミング)★★花札★★
(コメント)
▲まちがいなく博徒ではない。
▲やくざがする花札である。
▲猪,鹿,蝶,いわゆるイノシカチョウというものである。
▲カラフルな図柄が気に入っていた。
▲図柄によって点数が決められていたようだ。
▲遊び方は忘れてしまった。
▲裏表紙が黒。
▲博徒がしているときは,切り札のようなものを小さな布の中にしまって・・・
▲おもむろに出しているところがよく映画で放映されていたが。


(ネーミング)★★坊主めくり訂正版★★
(コメント)
▲小倉百人一首を使って遊んだ。
▲百人一首の上の句を読んで,下の句を探す優雅なものではない。
▲絵札があり,絵札には詠み人のそれらしき人物絵があったのだ。
▲公家か,姫か,坊主のどれかが描かれていた。
▲札を裏返しにして,ただ単にめくっていく。
▲坊主をめくった人が,めくった札をかかえることになる。
▲最終的に札が少ない方が勝ちということになるのだ。
▲本当に単純なのに,ぎゃーきゃーと言いながら遊んでいたようだ。
▲ほかにもこの札での遊びはあったが忘れてしまった。



(ネーミング)★★雪ダルマ★★
(コメント)
▲中国地方といっても,山陰側と山陽側では雪の降りよう が全く違う。
▲とはいっても,山陽側でも私の少年時代には,それなりに降っていた。
▲それなりにとは,雪合戦や,雪を集めて遊ぶだけの雪が。
▲長靴をはいて,積った頃をみはからい,雪を丸めていく。
▲そんなに大きな雪ダルマはできない。
▲頭には小さなバケツを置き,目や鼻は炭を使う。
▲手には,自分たちの手袋を置いたりしていた。
▲朝作って昼には天気が回復し,あえなくとけていく。
▲雪は冬場に外での遊びが少なくなるのを手助けしてくれるのだ。



(ネーミング)★★トランプ遊び★★
(コメント)
▲正月の遊びといえば,このトランプ遊びを思い出す。
▲いろいろな遊びの中でよくやっていたのが,
▲芋掘り,七並べ,ばば抜き,神経衰弱。
▲正式名は知らない。
▲単純なゲームなのだが,きゃっきゃ,きゃっきゃと言いながらやっていた。
▲四五人でやるのが面白かったようだ。
▲勝ち負けがある。
▲二番勝ちから順に,手を重ねていき,パチンと一番勝ちがたたくのだ。
▲タイミングを見計らって逃げてもOKなのだが。



(ネーミング)★★ミニトランプ★★
(コメント)
▲なぜか、ミニと名がつくと好きであった。
▲かっこよく思え、仲間内で自慢できたからかもしれない。
▲メンコを集めたり、アニメの主人公のカードを集めるのに似ている。
▲決して遊ぶわけではない。
▲仲間に見せて喜ぶのである。
▲このミニトランプ市販されていたわけではない。
▲何かのおまけで、何々を何枚集めると抽選でプレゼントというやつである。
▲それに当たってもらったのである。




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