<角鉢成形>
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@底板の大きさで型紙を作っておく。 A粘土を平手で叩いてある程度の厚さまで整える。 *適宜裏返しながら、その際、手形を付けないように、 別の板を用意してその板に裏返す。 Bタタラ板と麺棒を使用して、タタラ板の厚さの平面にする。 C底板を型紙の寸法に切断する。 *切断の時は、底に新聞紙を引いておく。 *切断面が垂直になるようにする。 D立て板も寸法を確認して切断する。 *底板に取り付ける際には、立てるため、底板より乾燥させておく。 E底板に立て板、少しずつずらしてつける。 *付ける時は、接合面に傷、粘土、水を付け接合する。 *若干外側にそらす。 Fずらした部分を内側に張りつける。 Gつなぎ目は、棒状のものを作って目張りする。 |
<ドンブリ仕上げ>
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<高台> *胴体が重いので、それを支えるものにする。 *底の厚さを考慮して十分削る。 <高台際> *すっきりと一気に削る。 *高台際は、少し上の部分より厚くしないとひび割れる。 <口縁> *丸く滑らかに仕上げる。 <紋様> *やめて、座右の銘?をいれることに。 |
<ドンブリ成形>
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<胴体> *大きいので胴の下の部分の角度が大事。 *角度が緩すぎると垂れてしまう。 *全体のバランスをたえず見る。 <高台> *高台は、高めに。 <口縁> *コップのように薄くしない。 *仕上げで整える。 <紋様> *自作の印花で付けたいと思う。 |
<大き目の急須成形・仕上げ>
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********************************************************** これは、教室での作品ではない。 いつも寮で作る時は、適当な粘土で適当に作っているが、 今回はかなり苦戦したので、 その苦戦したところをこの留意事項に入れてみたのだ。 ********************************************************** <胴体> *底の部分はあまり薄く削らなくてよい。 *重いので、削っていたら底がぺこぺこになった。 *出来上ったら逆さにしてバランスを見る。 <急須の穴> *三角に切って、穴を開けた部品をとりつけた。 *取り付けは、蓋の棚を作る前に取りつける。 *胴体が斜めになっているので、かなりむつかしかった。 <高台> *単身寮の急須にはこれがない。底を外側から内側へ向けて押しているだけ。 *私は底削りに失敗して、高台を後から付けたようになってしまった。 <飾り> *またまた「いるか」を付けてみた。 *胴体が重くなったので、やはり印花にすればよかったかな。 <蓋> *印花付けたペッタンコの蓋とより密閉型の蓋を作った。 *蒸気が逃げる穴を忘れないようにする。 <取っ手> *平面図を紙で作って、粘土を平にして巻く。 *取り付け位置は、バランスを考え、注ぎ口と90度より手前にする。 *胴体への取り付け後、空気穴を開ける。 <注ぎ口> *平面図を紙で作って、粘土を平にして巻く。 |
<煎茶の急須仕上げ>
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<胴体> *底の部分はあまり薄く削らなくてよい。 <急須の穴> *ランダムではなく整然と開ける。(三列9つ開けた) *内側の穴の部分は、お茶っ葉を採る役目なので、あまりきれいにする必要はない。 <高台> *まずは外側から、全体を眺めて内側を削る。 *高台の外側は、3割程度削り滑らかに。 <飾り> *粘土を適当な形に作り、飾りとする。 (注)ちなみに我は、 注ぎ口のところに留め金のようなものにしてみた。 *自分の印影を押して、適当なところへ付けるのもよい。 <蓋> *予備も合わせて、棚にうまく乗るか確認する。 |
<煎茶の急須成形>
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<胴体> *薄く仕上げる。 *狭める時は、手を合わせるように。 <口縁> *口縁を尖らせない。 <口縁の内側の蓋を乗せる棚> *蓋を乗せる棚は、いろいろあるが、 ひも状のものをつけることにした。 *つける時、へら状のツール(先生作)を使用、上下とも。 *棚の上の縁は、内側にしない。 <蓋> *割れる可能性があるので、予備を作る。 *蓋を作る時は、成形時に寸法を見ておく。 *蓋が薄いと、焼成での収縮率が高いので要注意。 *麺棒やタタラ板で平たく伸ばす。 |
<ビヤーカップ成形・仕上げ>
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<底の仕上げ> *底は手が届かなくなるので、早めに丁寧に仕上げる。 *ツールを利用して、平らに仕上げる。 <厚さ> *強めに押さえながら、上げていく。 *500gで天地12.5cmを考えて、 薄く形を仕上げる。 <口縁> *口縁より少し手前部分を、外側にそらす。 |
<抹茶椀仕上げ>
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<兜巾(ときん)高台> *陣笠を伏せたような形に高台を削ったもの。 <巴(ともえ)高台> *楽焼茶碗に多く見られる高台内の土をへら(先生特製のツール)で、 巴の形の渦のように取ったもの。 <口縁・ほうがく(漢字辞典になし)> *楽茶碗にある5つの凹凸をいう。 口造りの変化を求めて、自然にできたものであるが、のちに1つの形式となった。 各凹凸の関係数式・・・A>C>D=E>B(わかりますかいな!?) *上記数式のように5つに区分して、その境目を峰として残すように削る。 (これがまたむつかしい。) <茶の道> *口縁で飲み口(A)のところの内側部分を飲みやすいように削って道を作るのです。 <名> *正面(A)の外下側−高台脇に入れる。 <口縁・ほうがく(勘違い修正版)> 11月26日持ち帰り「抹茶椀」を持って行く。 先生からご指導の削りも兜巾もそれなりにできあがり、布に水を含ませて、 作品の表面を舐められかにさせていたのですがね。 ルミ先生、「口縁の5つそれぞれの寸法がおかしい」とのたまう。 それで、下記の式の勘違いがわかったのですよ。 「遅かりし」でした。 ***********************勘違い数式?*********************** 各凹凸の関係数式・・・A>C>D=E>B(わかりますかいな!?) ********************************************************** 「どう勘違いしたの?」 「等式(=)を先に考えたのです」 左辺A>C>Dと右辺E>Bが同じ幅と考えたわけです。 先生、「素直に理解すれば」なんてのたまう。 忘れていた言葉です。 頑固一徹ならお任せなのですがね。 「常に疑問を持て」のわれなのだ。 つまり、まずはD=E。 次にAが一番大きな幅で、Bが一番小さい幅となるわけです。 どう表現すれば? A>C>(D=E)>Bなのでしょうかね?? |
<抹茶椀成形>
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<見込み> *茶碗の中の空間を言う。 <腰・胴への粘土の上げ方> *手の平を上に向け、ろくろに乗せて、高台部分を締めて上げていく。 <茶溜り> *ある程度周辺をあげた段階できれいにしておく。 <胴> *外側を左手の親指で内側を手ぬぐいを使用して締めていく。 <その他> *内側の底の部分は、広げない。その少し上の部分を広げる。 *周辺の厚さはあまり薄くしすぎない。 *薄くなったら、余った粘土で適当に補正する。 |
<飯碗削り等>
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<底の形> *成形時、内側の底は丸くする。 <シッタ> *飯碗の大きさに合わせて、低いものだと、粘土は300g程度。 <ろくろ台への固定> *シッタの上にのせた飯碗とろくろとの間に指先を入れて、 均等になるようにする。 <削り> *底の厚さを考えて *高台の決定・・・全体のバランスと安定感のある大きさに *高台削り・・・外側から削る。次に内側を削る。 (注)内側の丸い底の形から外側の底も丸く削る。 *碗の厚さ手探りで調整しながら、重さもみながら、大胆に削る。 *仕上げ・・・でこぼこなどを滑らかに |