******ボランティア*******

先日、町内会の役員へ、
ボランティア活動への参加要請。
お役柄、家人が出た。
長靴と手袋を用意して...。

養護学校の生徒と町内会の交流である。
交流活動は、芋掘りである。
葉っぱには虫も沢山ついていたが、収穫も十分だったらしい。

もちろん分け前もいただき、さらに焼芋にして頂戴したらしい。
いただいた芋が多すぎて、近所にお裾分けしたそうだ。

家人が喜んだのはこれだけではない。
養護学校の生徒の会話なのだが...。
「あの女の人どうみても30代だよね」である。
まあよかったよかった。
まじめに貢献していれば、報われるものですなあ?!




******手を握る*******

「不純異性交遊」という呼び名の時代に育った団塊世代のおじさんにとって、
恋する男女のあつあつぶりの表現は、もう30年三昔である。
だから、ほんと大胆に人前でいちゃつく姿にはもう慣れてしまっていた。

ところが、先日の電車の中で、実に初々しい光景を見たのである。
学生とおぼしき二人。
私は、その二人の目の前で吊革にぶら下がっていた。

男の子が、女の子に流し目を送る。その目になんとなく頷きながら、
男の子の左手が女の子の左手めがけて、すっと伸びる。
女の子は待ち受けたように、男の手を受け入れる。
お〜お、なんと麗しき男女の仲よ!!

その後、女の子は右手が使えないので、
左手に持ったハンカチで鼻のあたりを何回も押さえていた。
お〜おなんと初々しき恥じらう姿よ。

.....とよく見ていたら、
女の子はは風邪引だったのだ。



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