******達人の花(amigo&sally)*******

初めての住処も十年も住めば、近所の人の行動は、だいたいわかってくる。
いろいろともめたり、またお裾分けをしてもらったりする。

これはお裾分けをしてもらった話なのだが、我が家の二軒前の亭主は、
ホームセンター内にある自転車店に勤務している。
その亭主の楽しみは、花を育てることなのだ。

ところが、建設会社に勤める奥さんは、全く花に興味がないようである。
だから、このご亭主、育てた花の自慢をだれかにしたいのだが、
奥さんが相手をしてくれないのである。

いつも朝早くからかいがいしく水遣りをしている姿が、窓越しに見える。
その姿は、花自慢話を聞いてくれる人を探しているようにも見えるのだ。
過去、その話を聞いた家人は、球根をもらったことがある。

先日、家人は、そのご亭主と目が合い、何気なくあいさつを交した。
のめり込むほど花好きではない家人は、
その花談義を久しぶりに聞くことになってしまった。

そのおかげかどうかわからないが、
大きな鉢に入れられた名も知らぬ花をいただいたのである。
(家人聞いたが忘れたのだ)
ご亭主が言うには、この花を一株買って、大きな鉢一杯に育てるそうで、
その育て方に関しては、「達人」と呼ばれているらしい。
達人の花をちょうだいしたことで、この話は済んだかと思っていた家人。

ところが、その翌日からご亭主の熱い視線が・・・・・・・・・・
わが庭に無造作に置かれたその花に、
全面開放のわが庭は、その達人亭主が少し道端に出れば見える位置にあり、

心配なのかいつも覗き込んだり、
わが庭の近くまでお出ましのようなのである。
そんなに気になるなら、家人にやらなくてもいいのにと思うのだが・・・。

*************(sally)*********************************

私のお店にもポーチュラカの苗木が届きました。
これから張り切って枯らさないように育てたいと思います。

********つづき************

〇〇さんからいただいたのは、ポ―チュラカではなく、
木立ベゴニアでした。
私が好きだと言ったもので...。

ご自分で場所を決められて置いていかれたので、
よく確認しないまま、
達人=ポ―チュラカの図式で早合点してしまいました。
しか〜し、これがピ――――ンチ。
元気がないのだ。なんとか生き延びてもらわねば、ネバネバ-----。

********さらにつづき************

大、大、大---、ピ-ンチ・・・。
こんにちは。
急激な冷え込みのせいか、なんだかはよくわかりませんが、
終わりかけています、ベゴニア君。

なんとか春まで根だけでも生きてていただきたいのですが...。
たちのわるいことに、私が育てているのは元気なんですよね、今のところ。
う〜んんん、と悩んでいるようで、なかば開き直ってますが...。

*********さらにつづき***********

そうなんです。ベゴニアって春からのものなんですよね。
いただいといて、と思って言うのを躊躇していたのですが、う〜ん、
本当にピンチなのだ、だっ、だっ、だっ。

******その後消息不明**********




******女だけではない*******

家人は、我が帰宅するたびに、必ずどこかが痛いという。
そんな習性は女性だけのわが家人だけのことかと思っていたのだが、
どうも違うことを発見した。

先日、仲間と定例の飲み会をした。その席上での話。
その仲間は50歳になる独身である。
毎朝、1時間以上かけて歩いて会社に出勤する。

朝は調子がいいのだが、3時を過ぎると首の後ろが痛くて、
じっと座っておれない状態になるらしい。

座ったままの時は、首を曲げたままでないとだめらしい。
パソコンもろくに使えない状態になる。
見ていないので、「らしい」としかいえない。
飲んで話している時はそんなかっこうもしていないから、余計わからない。

その彼、あまりにも首が痛いので、先日MRIをとってもらったらしい。
先生診断の結果、3個所ヘルニアというのか、骨がかけて擦り減り、
軟骨が出てるらしい。

「手術はせず、もたせられるところまでもたせましょう」、
ということになったらしいのだ。
その話をし始めた彼は、その他にも、糖尿があり、尿酸値も高く、
血圧も高いため降圧剤を飲んでいる。
さらに、盲腸は、慢性でいまだに薬で散らしている。

ついでに、歩きすぎて足の指が痛いとのこと。
まあ人間長いことやれば、いろいろありますはね。
肉体は仮の宿とは言え、時々は休ませてあげないとね。

ところが、あちこち病持ちの彼、毎日居酒屋で飲む酒はやめられない。



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