先週の土曜日の夜の話。 「息子が彼女を紹介したいと言ってる」と家人、 すでに息子は彼女の母親にあいさつをしたらしい。 まだ、どうなるかもわからないのにと思うのだが。 そう言えば、前の彼女はどうなったのだろう。 前の彼女のときは、なんのセレモニーもなかった。 なのになんのあいさつもなく、我が家に休日に来ては、 すっといつも当たり前のように二階に連れてあがっていた。 妙な感じもしていたのだが、こんなもんかとそのままにしていた。 息子は「絶対にずっと付合う」とか申しておりましたが、 どうせ長続きはしないと私は思っていたからかもしれない。 ところが、一向に別れる気配がないので、 その間に、「彼女を紹介せい」と言うべきだったのかと思ったりしていた。 あいも変わらず、休みの度に、連れてくるではないか・・・。 このまま続くのかと思っていたが・・・ 今年、前の彼女が就職してから、雲行きがあやしくなっていたようだ。 毎週、日曜日毎に、自宅に連れてくるか、外で遊んでいたのが、 ぴたっと音沙汰がなくなった。どうも終わっていたのだった。 それから、ものの数ヶ月でまた、新しい子を連れてきたわけである。 手が速いと言えば速い、私などは、いちいち親に紹介したことなど、 また家に連れて来たなんて記憶は全くないのだが。 なんだかんだと書いたが、 やがて、簡単なセレモニーは、始まった。 我「はじめまして、近所の叔父さんではないですよ」(笑い) 家人「名前が覚えられないわ」 彼女「是非覚えてください」で終わった。 紹介されたらされたで、なんか妙な感じではある。 翌日、はや名前を思い出せなかった。 |
毎度、家人のただシリーズ、田舎芝居「紅あきら」観劇にでかけたらしい。 老年のおばさんのおっかけのタイミングというか、花束とかおひねりとか現ナマ、 プレゼントを渡す所作を家人が身振り手振りで、教えてくれるのだ。 要は、舞台から降りてきた時に、その芝居の邪魔をしないように、 なんとも言えない、いじらしい所作をするのだそうな。 ついでながら、今回のおひねりというか、現ナマには、 十万円というのがあったそうな、扇形に広げてそっと胸元に入れたのだそうな。 |