**********健康食品事件**************


単身では野菜不足になると言うことで、健康食品の錠剤を 注文している。やさしい家人の心遣い??。
家人は、いつものように錠剤が届くと、速やかに郵便局で 振り込みを済ます。

ある日、注文した錠剤が届き、振込用紙の入った封筒 を開いて、家人怒る。再請求の振込用紙が来たのである。
ところが、2カ月以上が過ぎていたので、大丈夫と思い、 控えを捨てていたからさあ大変、
この怒りをどこへぶつけていいものやら、 目の前にいるのは仏の私、口答えしないし従順なわけで、 その標的となったのでありました。

早速翌日郵便局で振り込みの事実調査をしてもらい、 入金の事実が確認できた。
フリーダイヤルで怒りをぶちまける・・・
向こうの言い分は「名前を間違えた?」とかわけのわからない答弁、 さらに「今度購入されるときにサービスさせていただきます」という。

これに対し家人は、
「いいですよそこまでしていただかなくても、今度購入するのを考えますから」 二三日してその会社から封筒が・・・。
錠剤の大袋が届いたのだ、4千円程度の品物らしい。
どうも最後の一言、いたちの最後っ屁ならぬおんなの一言は恐ろしい。
わたくしほんとに身の引き締まる思いでございました。

おかげで「佐藤??」は上得意様のリストから、 苦情得意様のリストへ移ったのは間違いない事件でありました。





*********田舎芝居観劇***************

最近わが家人、近所の奥さんに誘われて田舎芝居をよく見にいくのです。
もちろんただ券である。
いつもこの芝居見学の後の話しは、女形の艶やかさがとても印象的ということになる。
ところが、今回はどうも様子が違うのだ。

今回の田舎芝居のスターは「紅あきら」とか。
・・・してくれない。・・・してくれないとはよく言っているが、 もちろん私全く知らない。
この田舎芝居、いつも出し物は適当に決めるらしい。
今回の出し物は、今村昌平監督作品「楢山節考」(カンヌ映画祭受賞)ならぬ 姥捨て山のストーリーだったとか。
この田舎芝居に思わずもらいなきをして、観劇ならぬ感激をしたらしいのです。
自分の将来の姿とラップしたためでありましょうか。

はたまた、
いつものごとき光景に金が余りかえったおばさんたちが「おひねり」を出す。
こんなことほんとにやっているのですな、おばさんたちは。
さらに今回のサービスには芝居終了後、主役が、出口に立ち、 握手をしてくれたのであるとか。
どうもこれに感激したのでありましょうか。




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