今週の気まぐれ本

 

ブック名

仏心のひとしずく<その2>

著者

横田南嶺

発行元

春秋社

価格

1600円(図書)+税

チャプタ


睦月の章から師走の章の12章

 

キーワード

見つめる、感情の波、禅、生きている、挨拶・腰骨・義務を先に、先の一物、腹、丹田

 

本の帯(またはカバー裏など)

ペラペラと余計なことは言わない

かってに感想(気になるフレーズ)



確かに男は黙って・・・とよく言われてきた。
どうみても現在は喋らないと損という傾向が強い。
そうか黙ってることは「禅」から来ているのかと思った。

「自分自身を見つめることによって、やすらぎを得るということを学ぶ」
「感情の波・・・静かに見つめることによって、しだいに治まってきます」
「禅と云う言葉は、印度の言葉(発音)がそのまま漢字になったもの」

「単純な、この生きていること自体がすばらしいこと」
「『人生三つの肥やし』として『朝の挨拶は人より先に』、次に『腰骨を立てる』 、それから『義務を先にして娯楽は後にする』(森信三先生)」
「少々うまくゆかなくなると、そのことばかりに目がいってしまい、不平不満ばかり募らせてしまいます」

「東洋文化の根底には、天地未分以前、論理や哲学のできぬ先の一物があって、 そうしてそれを意識してきたということを忘れてはならぬ」
「腹は、身体のなかでも特異な能力を有する部分です」
「険しい坂道もあります。それを超えてゆくには、健康な体と心、それを養うのは丹田」