今週の気まぐれ本

 

ブック名

諦めの価値<その1>

著者

森博嗣

発行元

朝日新聞出版

価格

870円(図書)+税

チャプタ


@諦めなければ夢は叶うか?
A諦めないという悩み
B何を諦めるべきか?
C諦めが価値を持つとき
D諦めの作法
E生きるとは諦めること
F変化を選択する道について
G他者に期待しない生き方  

キーワード

確率の高い、自身の満足、ものを作る、計画、一人で楽しめる、孤独を楽しむ、生き方に模範なし、自分で創造、考えること、パラダイムシフト

 

本の帯(またはカバー裏など)

自分にも他者にも期待しない

かってに感想(気になるフレーズ)



諦めるに諦めきれないことってあるのだろうか。
年齢を重ねてみて、大抵のことは知らぬ間に諦めることを諦めてきた気がする。
この本を読むと、諦めるということが実に難しいことかがよくわかるし、諦めないためのフレーズが満載だ。

「成功するには、少しでも確率の高いもの、あるいは期待値の高いものを選択すること」
「『成功』とは、周囲からの評価ではない。あなた自身の満足である」
「夢の実現に必要なものは『計画』である」

「ものを作ることは『諦め』の学び」
「人間関係を諦め、一人で生きていく、一人で楽しめる、と考えれば良いだけです」
「孤独を心配するよりは、孤独を楽しもうと考える方が現実的だと思います」

「何か型にはまった模範のような生き方がある、という幻想を多くの方が抱いているようにも観察される」
「自分で創造した楽しみであったら、諦めるもなにもない」
「『自分で考えること』だけは、諦めてはいけない」
「自分の人生設計に、パラダイムシフト(『物の見方や捉え方』を変化させる)を取り入れることは、個人に大きな利益をもたらす結果になるだろう」