今週の気まぐれ本

 

ブック名

量子技術の基本と仕組み<その2>

著者

若狭直道

発行元

秀和システム

価格

1600円(図書)+税

チャプタ


@未来社会の基盤を作る技術
A量子情報技術、量子暗号通信
B量子ビーム
C量子イメージング・量子センシング
D光利用技術・スピントロニクス
E量子技術イノベーション
 

キーワード

観察、粒子・波、観察前のまま計算、組み合わせ、汎用型20年後、情報転送、0と1、絶対零度、アルゴリズム

 

本の帯(またはカバー裏など)

世界は科学技術の変革によって様相が一変します

かってに感想(気になるフレーズ)


古典コンピュータでは、1ビットに「0」か「1」のどちらかが入り、計算をする。
量子コンピュータでは、1ビットに「0または1」の不確定要素が入る。
それによって、古典コンピュータが苦手な組み合わせの計算を量子コンピュータは速く計算するというのだが・・・よくわからない。
「量子でも観察された瞬間には、『0』なのか『1』なのかが決定されます」
「粒でもあり波でもあるという量子」
「量子コンピュータは、量子的な性質を利用して、観察する前のどちらでもある状態のまま計算」

「古典コンピュータが苦手としている組み合わせに関する問題では、量子コンピュータの圧勝です」
「量子コンピュータを汎用型にしたり、小型化したりするには、まだ20年程度の時間がかかる見込みです」
「量子テレポーテーションでは物体が転送されるのではなく、量子の持っている情報が転送されるのです」

「量子コンピュータでは、古典コンピュータと同じ『0』『1』をビットとして利用する」
「量子コンピュータの多くでは、量子の温度を絶対零度付近まで下げる必要がある」
「ピーター・ショアは量子コンピュータ用の素因数分解のアルゴリズムを考案します」