今週の気まぐれ本

ブック名

量子技術の基本と仕組み＜その１＞

著者

若狭直道

発行元

秀和システム

価格

１６００円（図書）＋税

チャプタ

①未来社会の基盤を作る技術
②量子情報技術、量子暗号通信
③量子ビーム
④量子イメージング・量子センシング
⑤光利用技術・スピントロニクス
⑥量子技術イノベーション
　

キーワード

本の帯（またはカバー裏など）

世界は科学技術の変革によって様相が一変します

かってに感想（気になるフレーズ）

古典コンピュータでは、１ビットに「０」か「１」のどちらかが入り、計算をする。
量子コンピュータでは、１ビットに「０または１」の不確定要素が入る。
それによって、古典コンピュータが苦手な組み合わせの計算を量子コンピュータは速く計算するというのだが・・・よくわからない。
「ハードディスク容量を大幅にアップさせた磁気の科学技術は、量子技術の進歩によって、磁気の原理的な物理現象をを扱おうとするスピントロニクスに発展しています」
「『人口原子』とも呼ばれる量子ドットは、人工的に原子を配置して作られた結晶です」
「レーザー光を含む、量子技術によって作られるビームを量子ビームと呼んでいます」

「量子的な性質を持つものとしては、電子や光子のほか、原子やイオン、結晶が量子的な性質を示す場合があります」
「量子的な性質はごく小さな粒子にしか現れません」
「高変換効率の太陽電池や小型で大容量の二次電池は、スマホの性能をさらに引き上げるでしょう」

「高度に発達した未来社会の基盤となる様々な技術が、量子技術から生まれると思われます」
「量子には特徴的な３つの性質があります。①波でもあり粒でもある性質（波動性と粒子性）②量子を観察するまでは 量子の状態は決定されないという性質（量子重ね合わせ）③量子間で距離に依存しない関係性を保てる（量子もつれ）」
「量子力学では、量子の状態を波動方程式として解き、それは波動関数として表されます」