今週の気まぐれ本

 

ブック名

迷いながら生きていく<その2>

著者

五木寛之

発行元

PHP研究所

価格

1350円(図書)+税

チャプタ


@新しい世界を迷いながらゆく
A「今」をいきるために
B孤独と幸せの両立
C変わりゆく自分を楽しむ
D日々を少しだけ楽に生きる
 

キーワード

ただの自分、自分の価値承認、後半生、水のような、暗愁、自分で考える、自分なり、三段構え、変化を発見

 

本の帯(またはカバー裏など)

迷い、戸惑うことはとても大切なこと

かってに感想(気になるフレーズ)


私の19年先輩の著者。
70代には、「百寺巡礼」をスタートさせている。
さらに50代後半から70代後半を『白秋期』、人生の収穫期・黄金の時代だというのだが、まさに私の今の時期なのだが・・・。

「他人に自慢することもない。肩書きもない。何者でもない。ただの自分」
「自分の価値を他人に承認してもらう構造から一刻も早く抜け出しましょう」
「仏教とは、後半生を生きる人たちのための宗教ではないかと思います」

「友情とは、水のような付き合いが良い、遠くからお互いのことを 思いながら、見守っているような付き合いが一番いいと思ってきたからです」
「何とも言い難い、暗い気持ち一言で言うと『暗愁』と表現したいような、そんな気持ちなのです」
「『こころの自立』とは、どんな時も、自分自身で考えてみることです」

「『死生観を持つ』とは、『自分なりの生きて死ぬ物語を持つ』こと」
「人生論や宗教論、哲学や思想、芸術などの文化面においては、三段構えで考えていったほうがいいように思います」
「苦手だったものも、好きになったりします。そんな変化を発見していきましょう」