今週の気まぐれ本

 

ブック名

忙しすぎる人のための講座<その2>

著者

ニール・ドグラース・タイソン

発行元

早川書房

価格

1500円(図書)+税

チャプタ


②天上と同じく地上でも
③光あれ
⑤ダークマター
⑥ダークエネルギーほか
 

キーワード

アインシュタイン、予言者、斥力、ハッブル、ダークエネルギー、ダークマター、量子効果、真空・空虚、加速膨張

 

本の帯(またはカバー裏など)

分厚い本を読む時間はないが、それでも宇宙のことを知りたい

かってに感想(気になるフレーズ)



忙しいという言葉が遠のいて、10年以上が過ぎた。
宇宙の話には、ダークエネルギー、ダークマターそしてアインシュタインの一般相対性理論である。
理論物理学者のアインシュタインに対し、それよりも格上だと思っている実験物理学者とのせめぎ合いなのだ。

「とんでもない予言者、アインシュタイン」
「従来の重力とは真逆の、時空の真空そのものと関係する、斥力として謎めいた重力の存在を予言する」
「ハッブルが、宇宙が静的ではないことを発見した」

「宇宙を膨らませる斥力、ラムダがダークエネルギーだった!?」
「ダークエネルギーは宇宙に存在する質量エネルギーのうちで最も大量に存在し、・・・現在では全体の68%を占めている」
「ダークマターは27%で通常物質はわずか5%にすぎない」

「ダークエネルギーは・・・量子効果だとするのが、今までのところ最有力の答えだ」
「宇宙の真空というのがじつは空虚ではなく、粒子とそれに対応する反粒子で沸き立っているとする見方である」
「時空の構造の加速膨張のなかで絶えず加速しながら遠ざかっていく」