今週の気まぐれ本

 

ブック名

宇宙はなぜこのような形なのか<その2>

著者

NHK「コズミックフロント」制作班

発行元

角川選書

価格

1400円(図書)+税

チャプタ


@解き明かされる宇宙の仕組み
A見えてきた宇宙の姿
B生命から宇宙を見る
Cポスト・シャトル時代の宇宙開発  

キーワード

ボイジャー、カッシーニ、エンケラドス、Eリング、タイガーストライブ、アンモニア、ジェット、熱水噴出孔

 

本の帯(またはカバー裏など)

誰にも見つけられていない真実が大海原のように私の前に広がっている

かってに感想(気になるフレーズ)



惑星がどのような過程でできたのか。
地球以外の太陽系惑星の中に生命は存在するのか?
それとも太陽系外にしか生命は存在しないのか・・・興味は尽きない。

「ボイジャー探査から20年以上の月日が経った2004年、土星にカッシーニが到着しました」
「カッシーニの重要な任務の一つに、衛星エンケラドスとEリングの関係を解き明かすことがありました」
「エンケラドスの南極付近から何かを噴き出していることがはっきり確認できました」

「エンケラドスの表面温度はマイナス200℃ですが、タイガーストライプの温度はそれよりも格段高く、マイナス80℃ほどです」
「噴出物はおもに氷と水蒸気だったのです」
「地球の氷河の中で生きる微生物がいるのですがから、極寒のエンケラドスの中でも、例えば、温度が少し高い場所であれば生命が存在する可能性は非常に高い」

「水はすべて凍結し、氷となっているはずなのに、どうして大量の水が存在できるでしょうか」
「ジェットの中にアンモニアが含まれていることがわかりました」
「エンケラドスの海底にも熱水噴出孔に似たような環境がある・・・と期待されている」