今週の気まぐれ本

 

ブック名

Newton2022年1月号<その2>

著者

松浦壮監修

発行元

ニュートンプレス

価格

690円(図書)+税

チャプタ


超ひも理論
 

キーワード

ボース粒子、素粒子、9次元、Dブレーン、カラビ・ヤウ多様体、ホログラフィー原理

 

本の帯(またはカバー裏など)

究極の理論(超ひも理論)・・・どこまでできあがっているか

かってに感想(気になるフレーズ)



この宇宙にある物質を形づくっている「素粒子」。
それを一次元のひもだとする理論ー超ひも理論。
「一般相対性理論」と「量子力学」を融合させた”究極の理論”と言われている

「力を伝える素粒子は『ボース粒子』といい、電気磁力を伝える素粒子は光子、強い力はグルーオン、弱い力はウィークボソンとよばれています」
「標準理論に含まれる素粒子は全部で17種類」
「この世界には私たちが認識できる縦・横・高さの三次元のほかに、どうやっても認識できない次元がある。・・・6つもある」

「空間が9次元でないと、量子力学と相対性理論をうまく両立できない」
「開いたひもの両端が『Dブレーン』とよばれる”膜”の上に固定されている(ブレーンワールド仮説)」
「強い力を1とすると、強い力:電磁気力:弱い力:重力=1:10マイナス二乗:10マイナス十乗:10マイナス38乗」

「超ひも理論では、6つの余剰次元は『カラビ・ヤウ多様体』とよばれる形になっているとされています」
「『高次元空間における重力を含まない量子力学』は、『低次元空間における重力は含まない量子力学』と同じだ」(ホログラフィー原理)
「超ひも理論には5つのタイプがあり、『T型』『UA型』『UB型』『E8×E8ヘテロ型』『SO〔32〕ヘテロ型」