今週の気まぐれ本

 

ブック名

密教に学ぶ<その1>

著者

ひろさちや

発行元

春秋社

価格

1700円(図書)+税

チャプタ


@密教とは何か?
A密教をどう生きるか?
 

キーワード

歴史的人物、沈黙の仏、雄弁の仏、印相、仏教者、座禅、行住坐臥、自我意識

 

本の帯(またはカバー裏など)

われわれは人生をのんびり、ゆったりーと生きればよいのです

かってに感想(気になるフレーズ)



長年、筆者の作品を多く読んできた。
私の人生行路は、のんびり、ゆったりと生きてこられただろうか。
その正反対の人生を生きてきたように思う。
でも、そうもう70年以上も生きてこられた。

「現代の仏教学者は、釈迦という存在を歴史的人物と見ています。そのような見方を、『法華経』は叱っているのです」
「顕教である毘盧遮那仏は・・・沈黙の仏」
「密教の大日如来は・・・雄弁の仏です」

「印相は”印契””密印ともいう”」
「印相・・・仏や菩薩の誓願や功徳などを象的に表現したもの」
「出家なんかしなくても、立派に仏教者になれる」

「坐禅とは・・・自分の身体でもって仏を行ずること」
「行住坐臥・・・行くこと、止まること、坐ること、横になること」
「『身心脱落』とは・・・あらゆる自我意識を捨ててしまうこと」