今週の気まぐれ本

 

ブック名

宇宙の奇跡を科学する<その1>

著者

本間希望樹

発行元

扶桑社

価格

860円(図書)+税

チャプタ


@宇宙の成り立ち
A太陽系の不思議を探せ!
B奇妙な天体「ブラックホール」
C巨大ブラックホール発見までの道のり
Dブラックホール撮影の裏側  

キーワード

宇宙の始まり、インフレ―ション、ブラックホール、三種類、ホワイトホール、時間の進み方、18世紀、発想・アイデア

 

本の帯(またはカバー裏など)

この宇宙はいつ、どうやって、できたのか

かってに感想(気になるフレーズ)


考えれば考えるほど不思議である。
宇宙はまだ膨張しているという。
そんなに大きくなってどうなるのだろう。

「宇宙にははじまりがあるのです。それが、今から約138億年前」
「『種』が宇宙空間に現れた後、10のマイナス34乗秒という途方もなく短い時間に、 大きく膨れていったと考えられます。(インフレ―ション)」
「ブラックホールの特徴を簡単にいうと、重力が強くて、光をふくむありとあらゆるものが脱出できない天体です」

「なんでも吸い込んで二度と出さない、近くに行くと時間が止まる(ブラックホール)」
「ブラックホールは重さに応じて三種類に分けられます」
「モノを一方的に吐き出し続ける天体(ホワイトホール)。相対性理論の数式上、ブラックホールとセットで現れますが、今のところ存在の証拠は一切ありません」

「ブラックホールの表面近くでは、強い重力によって時間と空間のゆがみが大きくなり、遠くに比べて時間の進み方がゆっくりになるのです」
「ブラックホールの存在を最初に科学的に予言したのは、18世紀のジョン・ミッチェルというイギリスの天文学者」
「いつの時代にも、発想の柔軟な人がいて、一見、誰もが考え付かなかったような予想外なアイデアを生み出す」