今週の気まぐれ本

 

ブック名

正直に語る100の講義

著者

森博嗣

発行元

大和書房

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@正直から生まれる成長論
A他人に委ねない創作思考論
B埋もれた本質に気づく認識論
C「正しさ」を見直すコミュニケーション論
D生き方の「枠」をつくる信条論
E森教授からの大切な”余談”
 

キーワード

自分で作る、自由、節約、先人、周囲の扱い・評価、生きる、油断、抵抗、ぼんやりとイメージ

 

本の帯(またはカバー裏など)

心から聞こえる音に、耳を塞いでいる人へ

かってに感想(気になるフレーズ)


最近図書館で借りた本の作者、ベストスリー。
「森博嗣」「桝野俊明」「五木寛之」である。
読みやすく、わかりやすいからだ。

「おもちゃの機関車を買うのは消費であり、楽しいのは買うとき、買ったあと遊ぶときの一瞬であるけれど、同じ機関車を自分で作ると、何カ月も楽しさが持続する」
「自由は値段が高い。しかし、自由を獲得するまでの時間が長いため、結果的に、長く楽しめた、と感じられる」
「自由を求め、楽しんでいる人は、結果的に出費を節約することにもなる」

「生き方も、まずは先人の例から、自分が何者ものなのかを測ることができる」
「自分を観測するには、周囲が自分をどう扱うのか、自分がなしたもの、自分が作ったものを他者がどう評価するのか、という視点を持たなければならないだろう」
「我々が『生きる』と言うときのイメージは、一つの細胞よりも長い時間を想定している」

「もう安心とばかりに油断をする。これを続けてさえいれば大丈夫だと思い込む」
「『生きる』ためには少なからず『障害』がある。しかし、それらに抵抗し続けることが、『生きる』『生き続ける』という意味なのだ」
「『自分が何者かなんてわからないよ』と諦めず、いつも幅を持ってぼんやりとイメージしていることが大切なのではないだろうか」