今週の気まぐれ本

 

ブック名

寄り添う言葉が変えてゆく<その1>

著者

桝野俊明

発行元

創英社

価格

1200円(図書)+税

チャプタ


@寄り添う
A察する
Bあふれてる
C変えてゆく
D運んでくれる
 

キーワード

愛心、慈心、思いやり、時・処・位、人間の欲望、足るを知る、健康、孤独、同時、行雲流水

 

本の帯(またはカバー裏など)

愛語というものは、愛の心から発せられ、心は慈しみの心を源としています

かってに感想(気になるフレーズ)


「愛」という言葉、いまだによくわからない。
キリスト教にはごく自然に出てくるのだろう。
それも頻繁に、仏教用語で出てくるとは。

「愛語は愛心よりおこる、愛心は慈心を種子とせり」
「言を正す。すなわち、人が心地よくなるような思いやりのある言葉で話しかけなさい」
「中江藤樹は、『時、処、位』を踏まえることの大切さも語っています(時期・場所・身分)」

「人間の欲望というものは、たとえヒマラヤの山をすべて黄金に変えたところで、満たされることがない」
「足るを知るという教え(真理)はそのまま、心が豊かで楽しく、安らかで穏やかである」
「健康でなくなった者にしか健康のありがたさはわからない」

「孤独を力にして、そのうえで人とのかかわりを大切にして、生きてゆく」
「自分と他人は違わないのです」
「行雲流水・・・何にもとらわれない、自由な心、自在な心の大切さをいったものです」