今週の気まぐれ本

 

ブック名

工作少年の日々

著者

森博嗣之

発行元

集英社

価格

1500円(図書)+税

チャプタ


@忙しさとは
A時間の使い方
B小説という工作
など  

キーワード

自信・苦労、忙しい、やりたい気持、目指すもの、発想、やる気、タイムラグ、視点、材料・技術・考え

 

本の帯(またはカバー裏など)

一連の文章がエッセイ集として単行本に

かってに感想(気になるフレーズ)


工作少年から発出されたエッセイ集。
物づくりに熱中している人なら、相当参考になると思う。
いや本当は50代にして仕事以外に未だ夢中になれるものがない人は、大いに参考になる。

「自信があるものほど、苦労したものほど、なにげなく、黙って結果を見せればいい」
「論文の締切などで超忙しいときに、何かを作りたくなったり・・・」
「やりたい気持ちは、やっぱりいつも本ものなので、じっくり考えるよりは、一刻も早く行動に移してしまった方が得策だ」

「目指すものへ向かうために必要な項目を考え、それらを潰していくことも重要だろう」
「時間があっても、コンテンツ、すなわち発想がなければ、価値のあるものを創り出すことはできない」
「やる気に応じて、時間は存在している」

「『やる気の種』を蒔いて、そしてやる気が育つまでの間、少々のタイムラグがあることに注意が必要だ」
「文章の力とは、もっと『視点』や『発想』にある」
「工作の場合は、いくら良いアイデアを思いついても、それが実際にはうまく作れないことが多い。材料がなかったり、技術がなかったり、あるいは考えに無理があったりすると、実現できない」