今週の気まぐれ本

 

ブック名

時空を超えられるか<その1>

著者

松原隆彦

発行元

SBクリエイティブ

価格

1000円(図書)+税

チャプタ


@昔に戻りたいというあなたへ
A未来へ向かう
B過去へ向かう
C過去へ戻ると矛盾するか
Dできるだけ遠くへ行きたいあなたへ
E太陽系の外へ行く
F銀河系の外へ行く
G宇宙はどこまで広いのか
H時空を超えたその先には  

キーワード

時空、タイムマシン、微粒子・光速、動いている、星間物質・水素、ラムジェットエンジン、ゆがみ、ワームホール、

 

本の帯(またはカバー裏など)

最新理論が導く宇宙の果て、未来と過去への旅

かってに感想(気になるフレーズ)


「宇宙旅行」「火星探査」「ワープ」
金持ちが宇宙の旅に出かける時代になった。
一番気になるのは光速での宇宙旅行は可能なのかということなのだ。

「時空とは時間と空間を合わせたもの」
「未来へ行くタイムマシンであれば、物理学の法則に反することなく作ることが、原理的に可能だ」
「宇宙空間には、粒子なら容易に光速の速さに近い速さで移動させられる」

「動いている物体は止まっているものから見て、時間の流れが遅くなる」
「宇宙空間は・・・主に水素でできた星間物質が漂っている。これを集めて核融合させて原子力エネルギーを取り出し、そのエネルギーで、集めた物質を後方から噴出して推進力を得る」
「夢のようなロケット・・・核融合ラムジェットエンジンという(1960年:ロバート・バサードが考えた)」

「微小な世界では時間や空間は私たちが感じるようなものではありえず、絶えず複雑な形にゆがんで波打っている可能性が高い」
「微小な世界では、時空間が単に波打つだけではなく、本来別の場所だった時空間にトンネルがあいてワームホールができていると考えられる」
「人間が通れるような大きなワームホールを作れるかどうか、現段階では微妙だが、条件によっては物理的に不可能というわけではない」