今週の気まぐれ本

 

ブック名

時空を超えられるか<その3>

著者

松原隆彦

発行元

SBクリエイティブ

価格

1000円(図書)+税

チャプタ


@昔に戻りたいというあなたへ
A未来へ向かう
B過去へ向かう
C過去へ戻ると矛盾するか
Dできるだけ遠くへ行きたいあなたへ
E太陽系の外へ行く
F銀河系の外へ行く
G宇宙はどこまで広いのか
H時空を超えたその先には  

キーワード

ハビタブル・ゾーン、ウラシマ効果、宇宙船、超銀河団、銀河の種類、中心がない、数詞

 

本の帯(またはカバー裏など)

最新理論が導く宇宙の果て、未来と過去への旅

かってに感想(気になるフレーズ)


「宇宙旅行」「火星探査」「ワープ」
金持ちが宇宙の旅に出かける時代になった。
一番気になるのは光速での宇宙旅行は可能なのかということなのだ。

「ハビタブルゾーン・・・惑星の表面に液体の水が存在するためには、中心にある恒星を回る半径がちょうどよい範囲に収まっていること」
「時間の流れが体感できるほどに遅くなるのは、動く速さが光速に近づいた場合・・・相対性理論のウラシマ効果」
「宇宙船には莫大なエネルギーが必要」

「銀河の種類は大まかには、天の川銀河やアンドロメダ銀河のような円盤状の渦巻銀河と、 M87のように楕円形をした楕円銀河、マゼラン銀河のような不規則銀河の3種類に分けられる」
「超銀河団・・・複数の銀河団や銀河の群れが集まったもの」
「現在の宇宙は膨張がどんどん速くなっている」

「宇宙の中には中心と呼べる場所がないことがわかった」
「1無量大数(1の後にゼロが68個)・・・江戸時代に出版された『塵劫記』」
「華厳経には大きな数詞が記されている・・・最後に記されているのは<不可説不可説転>」