今週の気まぐれ本

 

ブック名

お金の減らし方<その3>

著者

森博嗣

発行元

PHP

価格

880円(図書)+税

チャプタ


@お金とは何か?
Aお金を何に使うのか?
Bお金を増やす工法
Cお金がないからできない?
D欲しいものを買うために
E欲しいものを知るために
 

キーワード

欲しいもの、探求・研究、自分に生じるもの、将来性、嗜好、子供心、好奇心、曖昧、思い出、自分に価値あるもの、楽しい

 

本の帯(またはカバー裏など)

お金に価値がある、という勘違い

かってに感想(気になるフレーズ)


サラリーマン生活で管理職になると、自分が偉くなったと勘違いする人が少なからずいる。
いまだに「パワーハラスメント」がなくならいのは、そのことの現れである。
この世の中、「世間体」という名のもとに多くの「勘違い」で溢れている。

「お金を減らす方法の王道は、自分が欲しいものを手に入れ、やりたいことを実現することである」
「『探求』や『研究』というのは、レベルアップするほど、見返りが大きくなるだろう」
「価値は、欲しいもの、やりたいこと、という物体や行為自体にあるのではなく、それを手に取ったとき、それをやっているときの自分に生じるもの、と考えた方が適切である」

「もっと将来性のあることにお金を使いたいところである」
「自分のビジョン、自分の嗜好に合致した人生を歩むのが幸せというものである」
「子供のように素直に憧れる気持ちを」

「目指すものは、最初は曖昧な形でしかない。それは遠くにあり、輝かしく見える」
「満足というのは、いわば好奇心を満たすことでもある」
「これまでの人生で何が楽しかったのか、と思い出してほしい。・・・少しずつでも、できることを探して、試してみよう」

「お金は、自分の欲しいものに使う。必要なものよりも、欲しいものを優先しなさい」
「自分にとって価値あるものを得るために使う。・・・それが自分の価値を見つける方法だ」
「『自分探し』というのは、結局は『自分が楽しいと思えるもの』を探すことと同義である」