今週の気まぐれ本

 

ブック名

心とはなにか

著者

竹村牧男

発行元

PHP

価格

1900円(図書)+税

チャプタ


@心とはなにか
A心の分析
B「真実の心」の発見
C日本仏教に見る心
Dまとめ
 

キーワード

唯物論、身心二元論、唯心論、苦しみ、罪、美なる、四無量心、六波羅蜜

 

本の帯(またはカバー裏など)

仏教の探求に学ぶ

かってに感想(気になるフレーズ)


心はどこにあるのか。
私にとっては、まず問題だ。
そして、死んだら肉体はなくなるが、心(魂)はどこにいくのか。

「唯物論ー人間は物質的な細胞からなどからできていて、心も脳の働きに過ぎない」
「身心二元論ー体と心が平行して存在する」
「唯心論ー心のなかに体もあって、心が働くことで体も機能している」

「仏教という宗教は、苦しみを見つめるところから出発する」
「キリスト教では、人間は罪を背負っていて、そこからいかに救われるかが大きな主題」
「心には、ふだん日常の心があり、日常よりも深い美なるものを味わう芸術の心もあります」

「スピリチュアリティというこころの世界がある」
「四無量心は、慈しむ心の『慈』、相手の心と同じになる『悲』、相手が苦を離れ楽を実現することを喜び『喜』、どのような人にも差別なく対する『捨』の4つの心です」
「六波羅蜜ー相手にさまざまのものを施す『布施』、戒律を持つ『持戒』、 誹謗中傷や困難な修行に耐える『忍辱』、努力してやまない『精進』、心を統一する『禅定』、ものごとを正しく見る『智慧』」