今週の気まぐれ本

 

ブック名

面白いとは何か?(その3)

著者

森博嗣

発行元

扶桑社

価格

830円(図書)+税

チャプタ


@「面白い」にもいろいろある
A「可笑しい」という「面白さ」
B「興味深い」という「面白さ」
C「面白い」について答える
D「生きる」ことは、「面白い」のか?
E「面白さ」は社会に満ちているのか?
F「面白く」生きるにはどうすれば良いか?
G「面白さ」さえあれば孤独でも良い
H「面白さ」の条件とは
 

キーワード

一人の面白さ、面白さを探す旅、やる、感情移入、アウトプット、長年、熟練、辛いとき、自分で作る

 

本の帯(またはカバー裏など)

「面白さ」を知ること、生み出すことが、すなわち「生きる」ことの価値だという観点

かってに感想(気になるフレーズ)


「面白い」という言葉はよく使っている。
でもそれがなぜ面白いのかについて、ほぼ考えたことはない。
陶芸などの創作は、「クスッと笑える」ものを目指してやってきた、これも「面白い」部類に入るようだ。

「『一人の面白さ』が本物ー対処法は、自分一人で『面白い』と思えるものを探すことである」
「生きるとは、面白さを探す旅」
「あらゆる技は、すべてやってみないとわからない。『やる』とは、アウトプットである」

「小説を読むことはインプットである。・・・『感情移入』ができると、頭の中でイメージが作られる。これはアウトプットである」
「ネットが普及したのは、大衆がアウトプットの『面白さ』を予感していたからだろう」
「『社会に役立っていない』『暇潰しでしかない』と揶揄されながらも、長年楽しんできた個人的な趣味は、人生において大きな『面白さ』を作り出す」

「熟練すればするほど面白くなり、いくらでもやれること、やりたいことが湧き出てくるので、死ぬまで『面白い』人生が約束されたようなものだ」
「辛いときこそ、『面白さ』を探すことだ」
「『面白さ』は、探しても、ずばり見つかるようなものではなく、自分で作るものである」