今週の気まぐれ本

 

ブック名

面白いとは何か?(その2)

著者

森博嗣

発行元

扶桑社

価格

830円(図書)+税

チャプタ


@「面白い」にもいろいろある
A「可笑しい」という「面白さ」
B「興味深い」という「面白さ」
C「面白い」について答える
D「生きる」ことは、「面白い」のか?
E「面白さ」は社会に満ちているのか?
F「面白く」生きるにはどうすれば良いか?
G「面白さ」さえあれば孤独でも良い
H「面白さ」の条件とは
 

キーワード

くすっとできる、楽しい、生きる、元気が出る、自由、思いつく、与えられたもの、作ろうと考えている、発明、発想、手を動かす

 

本の帯(またはカバー裏など)

「面白さ」を知ること、生み出すことが、すなわち「生きる」ことの価値だという観点

かってに感想(気になるフレーズ)


「面白い」という言葉はよく使っている。
でもそれがなぜ面白いのかについて、ほぼ考えたことはない。
陶芸などの創作は、「クスッと笑える」ものを目指してやってきた、これも「面白い」部類に入るようだ。

「ユーモア・・・にっこりできる、ほっとできる、くすっとできる、といった『小さな幸せ』をもらったように感じられる貴重さがある」
「楽しい『面白さ』も、人を笑顔にする」
「『面白い』は、実は生きることにリンクしている。『元気が出る』というのも、脳が『面白そう』と感じた状態といえる」

「自由というのは、自分の思ったとおりになることです」
「『面白い』生き方をするコツは、同様に、自分が『面白い』ことを思いつくことです」
「与えられたものや、買ったものは、一時的には面白くても、いずれ厭きてしまいます」

「なにかを作っている時間、何かを作ろうと考えている時間、どうやってそれを実現すれば良いかと考えている時間などが『面白い』ですね」
「『面白さ』とは、発明するものでしょう」
「自分で考えて、これまでになかったものを発想したうえで、実際に自分の手を動かして作ってみることです」