今週の気まぐれ本

 

ブック名

元気に下山

著者

五木寛之

発行元

宝島社新書

価格

740円(図書)+税

チャプタ


①「人生100年」時代を生きる
②人生後半の問題
③晩年期の家族
④新時代の日本社会
⑤生きること、死ぬこと
 

キーワード

他人の考え、ただやる、他力、後進、悪人、元気、付き合い

 

本の帯(またはカバー裏など)

毎日を楽しむ48のヒント

かってに感想(気になるフレーズ)


人生行路への悩みに対するヒント。
相談者の経験からくる熟成した回答。
実行するのは私自身、あなた自身。

「『人生100年』自分で自分の生き方を探すしかないと思う。他人からの答えは参考にならない」
「私がいろいろとやってきたのは、その努力が報われるかどうかではなく、やりたいからやるという、ただそれだけのことでした」
「『やるぞ』という意欲や力を与えてくれるのが、他力なのです」

「『後進』あるいは『背進』というー後ろ向きな生き方だって、歳を重ねた人にとって豊かさや元気の源になると思うのです」
「生きたいならば、殺さなければならない。それが存在悪であり、親鸞はそうした悪を抱え、悲しみ、苦しんでいる人を『悪人』と呼びました」
「高齢者の病気や不調のうち、気をつけなければならないのが、『誤嚥』と『転倒』です」

「道教の思想では、『元気』とは天地万物を生み出した根元の力を意味します」
「新しい時代が迫ってくると、往々にして古い世代は不安や恐怖感を持つものです」
「年齢を重ねたら、人との付き合いはどんどん減らしていっても構わないと考えています」