今週の気まぐれ本

 

ブック名

元気<その1>

著者

五木寛之

発行元

秀和システム

価格

1429円(図書)+税

チャプタ


@失われた元気を求めて
A揺れる振子のように
B元気の海の物語
C「病気」と「元気」のあいだには
D「死」を思えば元気になる
E白隠禅師の元気法
F元気に生きるための三つの方法
Gすべての健康法は気やすめである
H暗愁のゆくえ
 

キーワード

天地、始原、万物の原初、エネルギー、目に見えない、いのちの帰還、瞑想行、死を意識、生の実感

 

本の帯(またはカバー裏など)

人はみな元気に生れ元気の海へ還る

かってに感想(気になるフレーズ)


この本は、16年前のものである。
ベストセラー「大河の一滴」の少し後に発刊され。
「元気」なんて言葉はあまり使われなくなった。

「元気・・・万物の原初。天地を生み出した始原のエネルギー」
「天地万物を生み出し、それを生かしているエネルギーの根元が『元気』というものなのだ」
「ブッダは死後の世界については語ろうととしなかった」

「目に見えない大きな力というものがある。その力こそがこの宇宙や自然をつくりだし、うごかしている」
「『死』とは『いのち』の帰還である」
「『元気』とは、天地万物、宇宙自然、すべての生命存在の根元の場所である」

「瞑想行を行う場所として、古くはしばしば墓地が用いられたものである」
「死をつよく意識する。そのことによって人は生の強烈な実感をつかむことができる」
「死を遠ざけることで人は元気になるのではない」