今週の気まぐれ本

 

ブック名

白秋期<その2>

著者

五木寛之

発行元

日経プレミアム

価格

780円(図書)+税

チャプタ


@白秋期は人生の黄金期
Aたかがお金、されどお金
B長寿は幸福に能わず
Cことわざの効用
D孤独のユートピア
 

キーワード

ブッダ、ことわざ、人生の目的、自然の力、条件、選択、期間、この世から消滅、天寿

 

本の帯(またはカバー裏など)

地図のない、明日への旅立ちう

かってに感想(気になるフレーズ)


いま、私は白秋期の後半をさらに後半を歩いている。
いろいろなしがらみから解放され、行路を楽しんでいる。
さらにその先を行く筆者に針路の助言がもらえたらと思う。

「ブッダは一行も書くことはしませんでした」
「『ああ、なるほどな』と、しみじみ実感させてくれるのが『諺』の力です」
「氾濫する情報の言葉より、信じられる言葉、それがことわざです」

「『自分の人生に目的を見つける』のが人生の目的」
「人間は、自然の大きな力に命をゆだね『生かされる』存在である」
「人間ー生まれてくる条件をなにひとつ選択できません」

「人間ー生まれて生きてゆく最終目標を選択できません」
「人間ー乗車期間が限られています」
「自分がこの世から消滅していくことを一つのゴールとして、それを自然に受け入れる心の準備をする」
「天寿ーそれまでの時間を、自分自身のために使う。それが『白秋期』の目的ではないでしょうか」