今週の気まぐれ本

 

ブック名

迷いながら生きていく<その2>

著者

五木寛之

発行元

PHP研究所

価格

1350円(図書)+税

チャプタ


@新しい世界を迷いながらゆく
A「今」を生きるために
B孤独と幸せの両立
C変わりゆく自分を楽しむ
D日々を少しだけ楽に生きる
 

キーワード

内面的な充足、苦、つながり、ひとり生きる、一部と全、孤独、個を失わない、自分自身で考える

 

本の帯(またはカバー裏など)

迷い、戸惑うことはとても大切なこと

かってに感想(気になるフレーズ)


先日「白秋期」を読んだ。
その続きを読んでいる感じ。
70代を楽しき生きる知恵が豊富にちりばめられている。

「誰かの評価よりも、大切なのは内面的な充足」
「仏陀は、『生きるということはすなわち”苦”である』という点から出発しました」
「『運命』は、他者への共感や切ることのできないつながりを与えてくれる」

「『宿命』は、『ひとり生きる』ことの意味を与えてくれるのです」
「ひとりで生きる時も、大勢で生きる時も、両方を楽しむ時間があるということなのです」
「『孤独』は、『自分が他の人とは違う』ということを、はっきりと認識することから始まります」

「『和して同ぜず』という言葉のとおり、みんなと調和しつつ、個を失わないということ」
「個は宿命的に孤独ですが、同時に全の一部でもあります」
「『こころの自立』とは、どんな時も、自分自身で考えてみることです」