今週の気まぐれ本

ブック名

アンチ整理術

著者

森博嗣

発行元

日本実業

価格

１４００円（図書）＋税

チャプタ

�@整理整頓はなぜ必要か
�A環境が作業性に与える影響
�B思考に必要な整理
�C人間関係に必要な整理
�D自分自身の整理・整頓を
ほか 　

キーワード

本の帯（またはカバー裏など）

散らかっても、作業が進めば、それが正解だろう

かってに感想（気になるフレーズ）

いつもながら面白い。
人は即効性のあるアドバイスを求める。
それをうまく捻る持論を展開したエッセイなのだ、要は自分の頭で考えろなのだ。

「計算や記憶ではなく発想」
「発想は、関連づけることであり、連想することだ」
「適度に計算や発想でアウトプットをしないと、頭の肥満になりやすい」

「慣れないことをすれば、頭は働くということだ」
「財産などどうでも良く、ただ、その人と会っていれば楽しい、そういう楽しい時間を共有することが、人間関係の基本である」
「抽象化とは、本質は何か、を示すことである」

「自分自身を整理・整頓するとは、簡単にいえば、自分が生きるうえで、『一番大事なことは何か？』あるいは、『目指しているものの本質は何か』を考えるということだろう」
「人は、とにかく雑念が多い」
「こつこつと続けることで、ほとんどのことは実現します。自身をコントロールする能力が養われる」