今週の気まぐれ本

 

ブック名

日本の古寺100の秘密(その1)

著者

日本の古寺研究会

発行元

彩図社

価格

880円(図書)+税

チャプタ


@これだけは知っておきたいお寺の基本
A有名寺院の知られざるルーツ
Bお参りの作法と意外なしきたり
Cお寺にまつわる日本の歴史
Dお坊さんの修行とお勤めの実態
 

キーワード

五重塔、万物の構成要素、龍、水に関わる信仰、曼荼羅、一大事、極楽浄土、合掌

 

本の帯(またはカバー裏など)

日本人が大切にしてきた古寺のすべて

かってに感想(気になるフレーズ)


寺に関しての知らない情報。
ほぼ現代人は知らないだろう。
こういった本を読まないと入ってこない情報なのだ。

「五重塔ー下から順に地(基礎)水(燈身)火(笠)風(請花)空(宝珠)」
「仏教で万物を構成すると考えられる五大要素を、五重塔が表すようになった」
「龍は守護するのみならず、天から法の雨、すなわち仏法を降らせる存在と考えられていた」

「龍はもともと河の神だったことから、龍は水に関わる信仰と密接な関係にある」
「曼荼羅ー幾何学的な文様の中に、仏がびっしり描かれた絵画や掛け軸」
「曼荼羅が表しているのは、密教の宇宙観、覚りの世界である」

「一大事ー仏陀がこの世に現れること、悟りを得ること」
「仏教では無数の浄土が存在し、それぞれに仏が住んでいると考える。そんな数ある浄土の一つが極楽浄土」
「合掌ー右手の仏、左手の凡夫(自分自身)を一つに合わせること」