今週の気まぐれ本

 

ブック名

考える力

著者

外山滋比古

発行元

海竜社

価格

1000円(図書)+税

チャプタ


@人生について考える
A世の中について考える
B生活の中で考える
C人の心について考える
D考えることを考える
 

キーワード

まねる、独創と模倣、苦労と思考、艱難辛苦、隔たり、集団的思考、朝と歩く、生活、炊事

 

本の帯(またはカバー裏など)

新しい自分を創る

かってに感想(気になるフレーズ)


著者は最近鬼籍に入ってしまった。
忘れること、創造力、考えることなど多くのヒントもらった。
いつも思う、よく考えられてるなあと。

「学ぶというのはまねることを根にもっているが、知識をふりまわすのは、借りもので身を飾るようなものではないか」
「人間は独創によってのみ進化する。模倣では変化を起こすことはできても、創造はできないのではないか」
「苦労のないところでは、思考はよく働かない」

「思考は艱難辛苦を好む。また、欠損、欠乏がクリエイティブな力を誘う」
「親子、友人、師弟、いずれもある程度の隔たりがあればこそ、正しい関係が持続するのである」
「ことわざの思考は高度で洗練された文化を背景としている。集団的思考の結晶である」

「朝の頭は、最高のコンディションにある。さらに、歩くことが頭の働きを活発にする」
「創造は生活の中にある」
「考えて炊事をすれば、男の頭が実際的によく働くようになる」