今週の気まぐれ本

 

ブック名

ひろさちやと読む歎異抄

著者

ひろさちや

発行元

日本実業出版

価格

952円(図書)+税

チャプタ


@煩悩があるから人間なんだ
A「歎異抄」は二冊の本である
B絶望の叫び声なるお念仏
C自分で賭けよー親鸞聖人の論理
D悪人に徹する
ほか10章まである  

キーワード

異なる嘆き、二冊の本、自分、聖道門、浄土門、帰依・尊崇、無心、縁、唯円坊

 

本の帯(またはカバー裏など)

心を豊かにする、親鸞の教え

かってに感想(気になるフレーズ)


この本は一度読んだかもしれない。
宗教馬鹿にはとってもわかりやすいものだ。
親鸞自身が書いた本ではない。

「『先師の口伝の真信に異なることを嘆き』が執筆の動機」
「『歎異抄』が二冊の本であって一冊の本でない」
「念仏には、自分というものがあってはならない」

「凡夫が仏となるに、二つの門があるのである。一つは聖道門。自力による道だ」
「もう一つは、浄土門。仏の力によって救われる道で、他力の立場である」
「”南無”とは、『帰依する』『尊崇する』といった意味だ」

「自分でお念仏を称えるのではない。無心にお念仏を称えるのだ」
「この世のことはすべて縁であって、一緒になる縁があれば一緒になり、離れる縁があれば離れるだけのこと」
「『第一歎異抄』は、親鸞聖人のお弟子の唯円坊が、聖人の生前にその人から伺ったことを、思い出しながら書き留めたものである」