今週の気まぐれ本

 

ブック名

出家的人生のすすめ<その2>

著者

佐々木閑

発行元

集英社

価格

720円(図書)+税

チャプタ


@自己鍛錬で生きる苦しみを消す
A修業の道ー働かずに好きなことだけをして生きる
B「生きがい追求の集団」サンガを組織する
C誰でも出家的に生きることはできる
D自分の力で自分の生き方を変える
E出家的人生を実現するために  

キーワード

求める、修練、社会的責任、信頼関係、傲慢、多様化、損得、見つめてくれる

 

本の帯(またはカバー裏など)

「出家」は僧侶の特権ではない

かってに感想(気になるフレーズ)


定年後の人生はこの本のテーマのようなものだ。
金を稼ぐことよりも、自分自身が現役時代に出来なかったことを探してやってみる時代だ。
やってみるには、楽しさがないと続かない、「報酬」は後回しでいいのだ。

「自分で求める気持ちさえあれば、人生を変える方法はいくらでもある」
「準備的な修練を積まねばならない」
「特別な社会的責任が課せられる」

「人が出家的に生きようとすれば、支援してくれるまわりの社会との間に、揺るぎない信頼関係を作らねばなりません」
「傲慢こそは、出家的生活を目指す人にとって最大の敵なのです」
「出家的人生を目指す人たちがたくさんいれば、その分、社会は多様化し、活性化していく」

「いつとはなく大人社会の決まり事にからめとられ、心にも身体にも損得・上下の価値判断が染み込んできます」
「一作ごとに異なる技法とテーマで生み出されていく作品を、人がため息をついて見つめてくれる」