今週の気まぐれ本

 

ブック名

大人の思想

著者

外山滋比古

発行元

新講社

価格

900円(図書)+税

チャプタ


@大人の思想
A知的生活再考
B島国考
Cフィナーレの思想
 

キーワード

切り花、根、根本へ、自分の育てた花、ライフワーク、空白の時間、アイデア・思考、個人的気奇跡、五十年

 

本の帯(またはカバー裏など)

逆転の思想と発想のヒント

かってに感想(気になるフレーズ)


著者の作品は多く読んできた、とにかく読むと脳が喜んでいるのだ。。
図書館の棚にある本はすべて読んだように思う。
新刊は九十代というお年を考えると難しいように思われる。

「いまは切り花の知識でめいめい人生のスタートを始める」
「根がなければ花は咲かないという認識に欠けている」
「”切り花から根本へ”という発想の切り替えを提唱したい」

「どんなに貧しく、つつましい花であっても自分の育てた根から出たものには、流行の切り花とは違った価値がある。それこそ本当の”ライフワーク”である」
「エリートと呼ばれる人にかえってライフワークが乏しい」
「自分だけの空白な時間をつくることは、長い目で見れば、いちばんの精神的な肥料になる」

「経験を超越した形而上の考え方、つまりアイデア、思考が必要である」
「ライフワークとは、それまでバラバラになっていた断片につながりをつけ、 ある有機的統一にもたらしていゆくひとつの奇跡、個人的奇跡にほかならない」
「”大人の思想”は五十年くらいしないと定まらない」