今週の気まぐれ本

 

ブック名

早朝坐禅その1

著者

山折哲雄

発行元

祥伝社

価格

740円(図書)+税

チャプタ


序章:自殺者3万人という?異常事態
@早朝坐禅
A散歩の効用
B心が楽になる「身体作法」
Cうつになる人、ならない人
D夜の作法を身につける
終章:無常を思って生きる  

キーワード

人間の寿命、老と病、死の存在、ひとり、坐禅・散歩、自然のリズム、小さな発見、一体感

 

本の帯(またはカバー裏など)

凛とした生活のすすめ

かってに感想(気になるフレーズ)


著者の作品は多く読んできた、読むと身が引き締まる。
散歩の効用はよくわかる。
残念ながら、坐禅がなかなかできない。

「『うつの時代』・・・陥れた根本的原因・・・ひとつは『人間の寿命』、もうひとつは『戦後教育』」
「『人生五十年』の時代は、働きづめに働いて、気がついたときには死が目前まで迫っていた。だが、人生八十年になるとそうはいかない」
「『老』や『病』を受け入れざるを得ないのが、『人生八十年』の時代」

「身近に死が存在しなくなった」
「『ひとり』で過ごす時間と空間は、じっくりと物を考え、感受性を研ぎ澄ます」
「坐禅・・・初心者は無理をせず、徐々に時間を長くしていけばいいだろう」

「自然のリズムに心を委ねるのは人間にとって心地よいものだ」
「散歩・・・小さな発見や喜びは、どこにでも転がっている」
「胸元に風を入れて、自然との一体感や季節感を味わうために着るのが作務衣」