今週の気まぐれ本

 

ブック名

禅ー壁を破る智慧その1

著者

有馬頼底

発行元

朝日新書

価格

720円(図書)+税

チャプタ


@逆境は人を磨く
A「転じる力」で切り抜ける
B阿呆になれ!
C不安に正体なし
D壁は、ない
 

キーワード

辛いこと、学ぶ、平時、囚われない、自然・仏性、期待・忘れる、無心、執着、山川草木

 

本の帯(またはカバー裏など)

逆境のとき、人はどう動けばいいか?

かってに感想(気になるフレーズ)


人の心を痛めるほどの逆境?。
人生の中でそう体験することはない。
70年も生きたから、「壁」「不安」とかもうあまり考えなくなった。

「人はいつも楽なことや幸せを求めているのに、反対に辛いことや困難なことのほうが多いのが人生である」
「逆境から学ぶとは実に多い」
「平時においても、あたかも逆境に直面しているかのような感覚で考え、動くといいのである」

「『囚われない』ということである」
「自然のものにすべてには仏性が宿っている(山川草木悉皆成仏)」
「人は言葉をもって考えることができるゆえに、生き物として致命的な弱さを抱えることになってしまった」

「期待しても後は忘れてしまう。そんな感覚が大事なのだ」
「無心になって対応する」
「期待する心が力みを生み、執着を生み、逆境をますます苦しいものにしてしまう」