今週の気まぐれ本

 

ブック名

禅ー壁を破る智慧その3

著者

有馬頼底

発行元

朝日新書

価格

720円(図書)+税

チャプタ


@逆境は人を磨く
A「転じる力」で切り抜ける
B阿呆になれ!
C不安に正体なし
D壁は、ない
 

キーワード

必要・不必要、自分を捨てる、取り替えがない、体験・観念、弱い・効率至上主義、怒り、智慧がない、絶対

 

本の帯(またはカバー裏など)

逆境のとき、人はどう動けばいいか?

かってに感想(気になるフレーズ)


人の心を痛めるほどの逆境?。
人生の中でそう体験することはない。
70年も生きたから、「壁」「不安」とかもうあまり考えなくなった。

「『必要、不必要』という基準でみていくと、『足りない』と思う環境でも『必要」なものはほとんど間に合うはずなのだ」
「智慧もなにもない愚かな者なんだと思うことは、自分を捨てることになる」
「『他人と取り替えがきかないこの世で、唯一の人生を生きているんだ』と実感する」

「体験が少なければ、人の頭はおのずと観念を膨らます」
「安全とか安心とかいったものを求め過ぎるわれわれは、それだけ生き物として弱くなっているということである」
「効率至上主義の社会がそれを必然的に強く求める結果になっている」

「怒りは人を極限まで愚かにする」
「怒っているときほど人が智慧をなくしている状態はないのである」
「『絶対』という観念をなくす」