今週の気まぐれ本

 

ブック名

煩悩力

著者

名取芳彦

発行元

PHP

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@煩悩はなぜ生れるか
A煩悩を見つめる-基本編
B煩悩を見つめる-応用編
 

キーワード

小欲、不動明王、本質、意地っ張り、お地蔵様の部屋、月輪観、合掌、内面世界、変化を楽しむ

 

本の帯(またはカバー裏など)

悩みが多い人ほど幸せになれる

かってに感想(気になるフレーズ)


煩悩だらけで生きている。
どう付き合うかなのか。
いろいろな種類がある煩悩、それぞれの煩悩への処し方が書かれている。

「自他を害してまでこだわり、とらわれるべき欲望は、少ないほうがいいのです」
「不動明王ーつまらないこだわりなど燃やしてしまえと火焔を背負い、煩悩を断ち切れと右手に剣を握り、 欲望でふらふらする心を縛っておけと左手に縄を持ちます」
「失いたくないと思っているものの本質は、不安定きわまりないものです」

「意地っ張りには掟があります。他人からの援助を受けないこと。暴言は吐かないこと。 責任は自分で取るということです」
「お墓の下は、暗い小さな空間じゃなくて、お地蔵さまの部屋に通じている」
「小さな物を拡大していく方法が、密教の『月輪観』と呼ばれる瞑想方法」

「合掌の形は、あなた(右)と私(左)は一緒ですねという意味」
「煩悩を、悟りに向かうエネルギーに変化させて到達する内面世界は、どこまでも澄んでいて静かです」
「変化することを楽しんで、前向きに、明るく生きていく算段をすればいいのだと思います」