今週の気まぐれ本

 

ブック名

一休さんの長寿禅入門<その1>

著者

金嶽宗信

発行元

創元社

価格

1400円(図書)+税

チャプタ


@常識を超える
A流れる
B自由のままに
Cぶれない
D禅的に生きる
 

キーワード

生きる者、物蓄えず、なにくそ、生きるべき指針、感じる、中途半端、超えたとき、理想を失う、望むこと

 

本の帯(またはカバー裏など)

笑って怒って、心で感じる

かってに感想(気になるフレーズ)


八方破れな一休さん。
老い楽の恋もあり、頓智の一休さんは作り話。
と言っても、臨済宗の偉い坊さんなのだ。

「仏教は、本来死んだ人を相手にするものではなく、生きる者を相手にする」
「惜しからず物蓄えず欲しからず着のみ着のままこれが極楽」
「怒りを求道『なにくそ、これでもか』という方向に向かわせる」

「亡くなった人の人生の中から、生きるべき指針をつかみとること」
「感じるということは、幸福も不幸も心の内にあるということ」
「一休さんが最も嫌ったのが、中途半端であり、・・・」

「自分だけのためを超えた時、人間は生きる意味を見い出せるのではないか」
「人は歳月を重ねたから老いるのではない。理想を失うときに老いるのである」
「人の目は関係ない。自分が本当に望むところはどこにあるのか。そこをつきつめていくことこそ本当の幸せだと思う」