今週の気まぐれ本

 

ブック名

隠居大学<その2>

著者

天野祐吉

発行元

創元社

価格

1300円(図書)+税

チャプタ


@横尾忠則
A外山滋比古
B赤瀬川原平
C谷川俊太郎
D安野光雅
 

キーワード

規則正しい生活、やりたくないこと、川柳、力を抜け、老人力、知識、見ていないもの、感受性

 

本の帯(またはカバー裏など)

よく遊びよく遊べ

かってに感想(気になるフレーズ)


隠居?の世界で活躍中の人へのインタビュー。
先人を切る人たちの言葉は貴重である。
ただここに登場する先輩たちは、現役と変わりはない。

「歳をとったらとくに、規則正しい生活をすることだと思います」
「やりたくないことから先にやる」
「季語をなくしちゃった川柳は、ずっと自由で面白い」

「『力を抜け』っていうのはじつはマイナスのイメージなんです」
「力を抜いて自分をコントロールする上で、老人力は非常に重要な要素」
「定年まで一生懸命詰め込んだような知識というのは、第二の人生で自由に生きるというときには何の役にも立たない」

「人が見ていないものを見る」
「初めて意識して見ているんだと思うと、ワクワクしてくる」
「社会の常識や慣習に惑わされて、感受性が鈍くなって、見えなくなっている」